生成AIツール「ComfyUI」の複雑怪奇なUIをスッキリ分かりやすくできる公式機能「App Mode」が登場

ComfyUIは各種画像生成AIや動画生成AIをローカルで実行できるアプリです。しかし、「Comfy(快適な)UI」という名前に反して初心者にとって分かりにくいUIであることも有名です。そんなComfyUIの新機能として、ノードを組み合わせて構築したワークフローを分かりやすいUIに変換できる「App Mode(アプリモード)」が登場しました。
From Workflow to App: Introducing App Mode, App Builder, and ComfyHub
https://blog.comfy.org/p/from-workflow-to-app-introducing
ComfyUIは「AIモデルを読み込むノード」「人間用の画像をAI用の画像に変換するノード」「画像を保存するノード」といった個別の機能を持つノードを組み合わせて「ワークフロー」を構築する仕組みのAI実行アプリです。ワークフローはJSON形式でエクスポート可能で、簡単に他人と共有することが可能。一方で、ノード形式の自由度が高すぎるせいで分かりにくさの原因となっています。
以下は「画像生成処理の前半部分をZ-Image-Baseで実行し、潜在画像のまま拡大して別モデルのZ-Image-Turboに渡して後半部分を実行する」という生成画像の多様性と生成速度の両立を狙ったワークフローです。ComfyUIに慣れている人なら「前半と後半のモデルを入れ替えよう」とか「お気に入りのLoRAを追加しよう」といったように自分好みにワークフローをカスタムできるのですが、初心者の場合は「ノードの数が多すぎる」「Kサンプラーノードが2個もあって混乱する」「一体どこの数値をいじればいいのか分からない」「そもそも潜在画像って何だ」といったように混乱してしまいます。また、ノードの配置は「処理の順番に沿って左から右に並べると分かりやすい」といったコツはあるものの、明確なルールがあるわけではないため、同じ機能のワークフローでもユーザーごとにノードの配置が変化して分かりにくさにつながっています。

ComfyUIには複数のノードを1個にまとめる「サブグラフ」という機能が存在しており、上記のワークフローもサブグラフを使うことで以下のように簡略化できます。しかし、サブグラフを使っても「画面内に無駄な余白が生まれている」という問題があります。これらの問題を解決して分かりやすいUIを作れる機能が「App Mode」です。

アプリモードの例は以下の通り。まず、以下のような複雑なワークフローを構築します。

画面左上の「Graph」と記されたボタンをクリック。

App Modeに切り替わりました。

画面の全体像はこんな感じ。画面左側に生成結果を表示する大きなエリアが配置され、右側に各種設定項目が並んでいます。

画像を生成するとこんな感じ。ノード形式のUIと比べて各段に分かりやすくなっています。

設定項目の配置はユーザーが自由にカスタムできます。

作成したアプリの共有リンクを生成することも可能。リンクをクリックするとクラウドサービスのComfyUI Cloud上でアプリが開き、何もインストールすることなく画像や動画を生成できます。

App Modeは既にComfyUIのリポジトリに反映されており、手動インストール版のユーザーは最新状態にアップデートすることで使用可能。記事作成時点ではポータブル版やデスクトップ版には更新が反映されていませんが、数日以内に反映されるはずです。
デスクトップ版ComfyUIのインストール手順は以下の記事で詳しく解説しています。
画像生成AIをPCで簡単に実行できる「ComfyUI」のインストール手順&最初の画像を生成するまでの手順まとめ - GIGAZINE

なお、App Modeと同時にワークフローの共有サイトであるComfyHubも公開されました。ComfyHubはプレビュー版として公開されており、開発チームによって厳選されたワークフローが分かりやすくまとめられています。
ComfyUI Workflows - Free AI Generation Workflows
https://comfy.org/workflows

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in AI, ソフトウェア, Posted by log1o_hf
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