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Dell製ノートPC「XPS 13 9370」のバッテリーを自力で交換してみた


GIGAZINE編集部員が使用しているノートPC「XPS 13 9370」のバッテリーの調子が悪くなり、ACアダプタを外してノートPCを使うとものの数分でバッテリーが切れてしまうという状況になりました。「バッテリーの正常性に問題がある」ということで、Dellのサポートに連絡し、交換用バッテリーを申し込んで実際に交換してみました。

XPS 13 9370のサポート | 概要 | Dell 日本
https://www.dell.com/support/home/ja-jp/product-support/product/xps-13-9370-laptop/overview

交換前のバッテリーの状態はこんな感じ。「バッテリ正常性」の評価は「悪い」「お使いのバッテリは、システムに十分な電力を供給することができなくなったため、交換する必要があります」という表示になっています。


バッテリー残量が「91%」なのに残りバッテリー駆動時間が「19分」と、見るからにおかしいのが分かります。


というわけで、Dell SupportAssistから交換用のバッテリーを注文し、発送してもらいました。


バッテリーはこのような箱に入って到着しました。


密封されたバッテリーが入っていました。


袋から出したのがこれ。特に付属品はありませんでした。


まずはXPS 13 9370の背面を確認します。背面カバーのネジ穴は全部で8カ所。


使用されているネジは穴が星形になっているトルクスネジです。


対応する大きさのトルクスドライバーを用意し……


すべてのトルクスネジを外します。


ネジを外したら、カバーを端から慎重に外します。


カバーを外すと本体内部があらわになりました。下半分を占めているのがバッテリーです。


まず、バッテリー上部中央のプラスねじ(M1.6×4)を外し……


4隅のプラスねじ(M2×2)を合計8箇所外します。


そして、テープでバッテリーに貼り付けられたコードを取り……


コネクタを両側からつまむようにもち、手前に引き抜きます。


あとはバッテリーを持ち上げるだけ。


これでバッテリーの取り外しは完了です。


取り付けは取り外しと逆の手順を踏めばOK。特に手間取るようなことはありませんでした。


電源を入れてみると……


通常どおり起動。「バッテリ正常性」は「非常に良い」の評価でした。


「XPS 13 9370」のバッテリー交換は、カバーを外す際に力の入れ加減を調節するのが少し難しかったものの、他に難しい点はなく、素人でも簡単に交換できるものでした。なお、交換用バッテリーの費用は送料込みで税込9900円でした。

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in ハードウェア, Posted by log1p_kr

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