レビュー

朱肉で「あかつき」「たそがれ」など空の色を表現して美しい印影を残す「わたしのいろ-ときのながれ-」レビュー


朱肉は文字どおり赤い色をしているのが一般的ですが、2021年6月10日からシャチハタに複数の色合いを織り交ぜた朱肉「わたしのいろ-ときのながれ-」が登場しています。希望の夜明け「あかつき」色、晴れやかな昼時「はくちゅう」色、染まる夕暮れ「たそがれ」色、輝く夜「つきよ」色という4つの朱肉はそれ自体も美しい見た目なのですが、ハンコを押すとどんな感じになるのか?と気になったので、実際に使ってみました。

SNSでも話題の気持ちを表す、彩りが美しい朱肉の第二弾「わたしのいろ-ときのながれ-」発売|シヤチハタ
https://www.shachihata.co.jp/pressrelease/2021/watashinoiro.php

これが「わたしのいろ-ときのながれ-」。左からあかつき、はくちゅう、たそがれ、つきよ、となっています。


箱から朱肉を取り出してみたところ、外側は一般的な朱肉と変わりませんが……


フタを開けてみると、それぞれ単色ではなく、複数の色が入り混じっていることがわかります。


朱肉ケースの直径は6.5cmほど。


厚みは1.5cmぐらいです。


あかつきは「希望の夜明け『あかつき』色」とのことで、公式画像には夜明けの時間帯、青空の下で雲が太陽に照らされオレンジ色に染まる写真が示されています。


はくちゅうは青空に雲が浮かんでいる様子を再現しており……


たそがれは沈む夕日に照らされ、オレンジから紫のグラデーションを描く空のイメージ


つきよは真っ暗な空を満月が照らしているような感じです。


まずは朱肉をそのまま紙に押してみました。朱肉単体だと「あかつき」以外は2色使いに見えましたが、紙に押してみると、にじみや濃淡の関係で、実際にはそれ以上の色が複雑に混じりあっています。


ということで実際にはんこを押してみます。


あかつきを使って押してみたところ、水色、やや濃い目の黄色、オレンジという系統の異なる3色で、やや明るい色合いです。かなりポップな印象。


朱肉部分の直径は5.5cmぐらいなので、大きめのスタンプは入りきらないという点に注意。


朱肉のどの部分を使うかによって色合いが変化するのもポイント。1つの朱肉を使うだけでかなりカラフルになります。


「はくちゅう」はこんな感じ。空を1色の青で表現するのではなく、微妙に色合いが違う部分があります。


たそがれは紫色が目立ちますが、黄色に近い部分、オレンジ、青などが入り混じっていて、たしかにオレンジから青へのグラデーションは「夜が近づいている」ことを感じさせます。


せっかくなので、GIGAZINEの「G」でも押してみようと、消しゴムハンコを作成。


「ハンコは押した時に反転する」ということを忘れるという、初心者にありがちなミスを犯しつつ……


完成。「つきよ」を押してみました。朱肉を見た感じは「黄色と青」の2色かと思っていたのですが、明るい水、深い青、黒などが入っていて、「なるほど月夜か……」と納得する仕上がり。


朱肉のどの部分を使うかによって印象をガラッと変えられるのはかなり楽しいです。


日付スタンプを使うと、面が小さいので1文字1文字が異なる色合いに。どんどん色合いが変わっていくので、完成図が美しいのはもちろん、使うのが楽しい朱肉となっていました。


なお、「わたしのいろ-ときのながれ-」のなつ印回数は約2000回で、価格はそれぞれ税込2200円。公式オンラインストアでのみの販売となっています。

せかいは美しい色に溢れている。彩りが美しい朱肉「わたしのいろ」 | シヤチハタオフィシャルショップ
https://www.shachihata.jp/feature/detail.php?id=2213

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in レビュー, Posted by darkhorse_log

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