「MacのCM出演者」にMacをディスらせるCMをIntelが大量公開
Appleは、「こんにちは。Macです」「こんにちは。PCです」と自己紹介する人物を用いた広告キャンペーン「Get a Mac」を2000年代に展開していました。このキャンペーンで「Mac役」を演じていたジャスティン・ロング氏を起用して、「Intel製CPUを搭載したPCとMacを比較するCM」をIntelが作成し、公開しています。
Justin Gets Real: 2-in-1 Flexibility | Intel - YouTube
「Get a Mac」キャンペーンのCMを思い起こさせる真っ白な壁をバックに、ロング氏が「こんにちは。ジャスティンです。人間です」と自己紹介。
机の上には、MacとPCが置かれています。まずは、PCを手に取るロング氏。
ロング氏が手に取ったPCは、画面が180度回転してタブレットとしても使える「2 in 1ノートPC」でした。
ロング氏はタブレットモードとノートPCモードの切り替えを楽しみ……
PCに記されたIntelのロゴを見ながら「Intel、いいね」とつぶやきます。
次は、Macを手に取って……
PCと同様にタブレットモードに切り替えられるか試しますが、もちろん不可能。
不満そうなロング氏にiPadが手渡されます。
さらに、外付けキーボード「Magic Keyboard」や……
iPad専用スタイラス「Apple Pencil」も手渡されます。
最後に、iPadに外部接続端子を追加するためのドングルも手渡されます。ロング氏が「ドングルも!?」と叫んでムービーは終了。Intel製のCPUを搭載したPCなら、1台でノートPCとしてもタブレットとしても使えることをアピールする内容でした。
さらに、IntelはPCとMacのラインナップの違いに言及するCMも公開しています。
Justin Gets Real: Having Choices | Intel - YouTube
先述のCMと同様に「こんにちは。ジャスティンです。人間です」と自己紹介するロング氏。
机の上に並べられたPCを見て「これ全部PC?Intelいいね」と一言。
キーボードにタッチ操作可能なディスプレイを搭載する「ASUS ZenBook Duo」を手に取り、「こんな画面見たことない」とつぶやきます。
次に、Macのラインナップを確認するロング氏。机の上には「MacBook Pro」と「MacBook Air」と思われる機体が置かれています。
「これが最新のMac?」と尋ねて……
「グレーと……グレーだ……」とMacのラインナップの少なさに落胆したような表情でつぶやきます。
Intelは他にも、PCとMacを比較するムービーを公開しています。以下は、ASUS ZenBook Duoに搭載されたタッチ対応ディスプレイとMacに搭載された「Touch Bar」の操作感を比較するムービー。
Justin Gets Real: Touch Screens | Intel - YouTube
さらに、PCとMacの接続可能な外部ディスプレイの数を比較するムービーや……
Justin Gets Real: 3 Monitors | Intel - YouTube
「PCはMacよりもゲーム性能が優れている」とアピールするムービーを公開しています。
Justin Gets Real: PC Gaming | Intel - YouTube
なお、「Get a Mac」キャンペーンでロング氏が「Mac役」を演じる様子は、以下のムービーで確認できます。
Complete 66 Mac vs PC ads + Mac & PC WWDC Intro + Siri Intro - YouTube
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