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Java版マインクラフトを遊ぶには「Microsoftアカウントが必須」となる変更が発表される


マインクラフトのオリジナルバージョンであり、Windows・macOS・Linux間のクロスプラットフォームプレイに対応しているJava Editionは、開発元であるMojangのアカウントを作成することで購入とプレイが可能になっていました。しかし、2020年10月21日にマインクラフトの開発チームが発表した内容によると、2021年初頭からJava Editionを購入したり遊んだりするためには「Microsoftアカウントの作成が必須」となる予定です。

Java Edition is moving house | Minecraft
https://www.minecraft.net/en-us/article/java-edition-moving-house

マインクラフトの開発チームは、これまで使用していたMojangアカウントをMicrosoftアカウントへ移行する手続きが必要になると発表しました。アカウント移行の理由として、開発チームは「二段階認証によるアカウントのセキュリティの向上」「不正アクセスの防止」「ペアレンタルコントロールの追加」の3つを挙げています。

開発チームは、アカウント移行によるJava Editionのゲームプレイへの大きな影響はないと述べています。ゲーム中でのMODやスキンの使用、Javaサーバー上でのマルチプレイも従来通りで、Java Editionでのユーザー名も保持されるとのこと。さらに、Java EditionからMicrosoftアカウントで新たにログインすると、ゲーム中で使える特別なマントを受け取ることができるそうです。以下の赤枠部分がアカウント移行でもらえるマント。


MojangアカウントからMicrosoftアカウントへの移行は必須となっており、「もし移行しなければ、数カ月後にはログインできなくなり、プレイすることもできなくなります」と開発チームは言及しました。

なお、アカウントの移行期間は2021年初頭に始まるとされ、具体的な時期は記事作成時点では明らかになっていません。アカウント移行の詳細な方法は、Mojangアカウントに登録したメールアドレスに配信されるほか、マインクラフト公式サポートページのFAQやYouTubeチャンネルにも投稿される予定であると開発チームは報告しています。


また、ユーザーにアカウントの移行方法を知らせるメールは一斉に配信されるわけではなく、いくつかのグループごとに順番に配信される予定。「全員に同時にメールを送ることはありませんので、もし他のプレイヤーが受け取って、自分が受け取っていなくても慌てないでください。全員に順番が回ってきます」と開発チームはコメントしています。

マインクラフト開発チームの発表内容は以下のムービーでも確認できます。

Java Account Migration: A Fun Announcement by Dinnerbone - YouTube

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in 動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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