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GoogleとAppleによる新型コロナウイルス対策での異例の協力などについてスンダー・ピチャイCEOが語る


Googleとその親会社・AlphabetのCEOを兼務しているスンダー・ピチャイCEOが、IT系ニュースサイト・The Vergeが配信しているポッドキャスト「The Vergecast」にゲストとして登場し、新型コロナウイルスのパンデミックに対するGoogleの取り組みなどについて語りました。

Sundar Pichai on managing Google through the pandemic - Megaphone


Sundar Pichai on managing Google through the pandemic - The Verge
https://www.theverge.com/2020/5/19/21262934/google-alphabet-ceo-sundar-pichai-interview-pandemic-coronavirus


GoogleとAppleといえばモバイルOSのAndroidとiOSで戦う関係ですが、新型コロナウイルス対策においては共同で追跡アプリを開発しています。

ピチャイCEOによると、共同プロジェクトのきっかけはピチャイCEOとAppleのティム・クックCEOがともに今回の問題を認識し、何かしなければいけないと考えたところにあったとのこと。以後、共同で世界の公衆衛生機関と週に複数回、ミーティングを行っているそうです。


平時であればこうした共同の取り組みには時間がかかるものですが、今回は急を要する案件であること、多数の社会的機関と責任あるやりとりをする必要があることから「遅くなるぐらいなら素早く発表しよう」と決めたとのこと。当初から、2人のCEOは「すべてを細かく明らかにすること」というビジョンを共有していました。

なお、Alphabetとしては、傘下にいるGoogleのほか、医療科学企業であるVerilyも新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。このことについて、2社の関係を問われたピチャイCEOは「Googleがヘルスケアに取り組むこともあるし、Verilyが取り組むこともあります。必要なところでリソースを共有すれば、GoogleのAIのブレイクスルーがあるかもしれないし、Verilyがそれを商品化することもあるかもしれません」と回答。また、お互いが本来やるべき分野から離れたところは相手側が扱えばよいという役割分担ができるので「構造的に分離されているのがいい」と語りました。

このほか、スマートフォン端末「Pixel」事業についても質問を受け、「コンピューティングの進化」のためにハイエンド領域が前進していくことが必要なので多額の投資をしている一方、「Androidエコシステム」のためにはエントリー機も重要であることから、界隈と協力しつつ事業を進めていることを語りました。

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in メモ, Posted by logc_nt

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