山勘や妥協は一切許されない残酷なまでに厳しいマインスイーパ「Kaboom」
地雷原の中から地雷を取り除くというシンプルながらも中毒性のあるゲームが「マインスイーパ」です。Windowsに標準搭載されているゲームとして有名で、Google検索で「マインスイーパー」と検索することでブラウザ上からプレイすることも可能なマインスイーパを、VSコンピューターの疑似対戦形式でプレイできるという「Kaboom」を、ソフトウェアプラットフォームのCodilityでCTOとして働くPaweł Marczewskiさんが作成・公開しています。
Kaboom
https://pwmarcz.pl/kaboom/
初期状態では10×10マスのマインスイーパがプレイできるようになっています。見た目はマインスイーパそのもので、画面下部にはマス目の中に隠された地雷の数(20個)が書かれており……
「New game」をクリックすればいつでもゲームをやり直し可能。「width(横)」「height(縦)」「mines(地雷)」からマス目や地雷の数を自由に変更可能で、「I'm too young to die」「Hey, not too rough」「Hurt me plenty」「Ultra-Violence」からマス目と地雷の数を変更することもできます。
一見、普通のマインスイーパのように見えますが、実のところ地雷の位置はまだすべて決まっているわけではありません。プレイ中にコンピューターが地雷の位置を少しずつ決めていくとのこと。
ヒントをもらうことができる「Give me a hint」ボタンと、一手戻す「Undo」ボタンもありますが、ヒントボタンはヒントをもらうしか手が進められない状況でなければ機能しません。
さらに、「Debug mode」をクリックすると……
以下のように、クリックできるマス目が緑色で、地雷のあるマス目が赤色で、まだ地雷の位置が決まっていないマス目は黄色で表示されます。
作者のMarczewskiさんによると、「コンピューターと対戦する形式のマインスイーパ」というアイデアを思いつき、Kaboomの作成を開始したそうです。通常のマインスイーパでは山勘でマス目をクリックすることも可能ですが、Kaboomでは地雷が存在することができないマス目以外をクリックすると、速攻で地雷が爆発してゲームオーバーになってしまうそうです。ただし、山勘以外にマス目を選択する手段がない場合は、画面をクリックしても地雷を踏むことはありません。そのため、MarczewskiさんはKaboomを「非常に残酷ですが公正なゲームです」と紹介しています。
なお、KaboomのソースコードはGitHub上で公開されています。
GitHub - pwmarcz/kaboom: Cruel but fair Minesweeper clone
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