レビュー

パズルゲームの王様「テトリス」とヘビを操作してエサを食べる「スネークゲーム」を同時にプレイするゲームが難しすぎて頭の中が真っ白になること間違いなし


フランスのナンシーを拠点にコンピューターグラフィックスなどを用いた視覚体験を制作している開発者のGrégoire Divaret-Chauveauさんが、ソ連で生まれたパズルゲームの王様「テトリス」と、ヘビを操作してエサを食べ続ける「スネークゲーム」を同時プレイすることを迫られるというゲームを作成しました。


テトリスとスネークゲームを無理矢理合体させたこのゲームは、以下からプレイ可能です。操作は↑(W)/↓(S)/←(A)/→(D)キーでテトリスおよびヘビを操作可能で、テトリスのブロックを回転するには「↑(W)」キーを押せばOK。スペースキーを押すとテトリスのブロックが一気に下まで落ちます。

Codevember
https://grgrdvrt.com/codevember_2019/9_game/


海外メディアのThe Vergeは「スネークゲームとテトリスが大好きなのでゲームをプレイしてみたのですが、チョコレートとピーナツバターとは異なり、2つのゲームの相性は良くないようです。別々のゲーム体験を一緒にすることで、難易度がグッと上がっています」「2つのことを同時に考えるのは、誰かがあなたに向かって叫んでいる数字を数えながら、頭の中で別の数字を数えようとするようなものです」と記し、最終的には「あなたは毎回死ぬ(ミスする)でしょう」と記し、あまりにも難易度が高すぎるとしています。

そんなテトリス×スネークゲームをプレイする様子は以下のムービーでチェックできます。正直なところプレイムービーではイマイチその難しさは伝わりきらないかと思うので、実際にプレイしてその難易度を体感してもらいたいところ。ムービーの左で実行されているのがテトリスで、右がスネークゲーム。テトリスで落ちてくるブロックの操作と、スネークゲームのヘビの操作は同じコマンドで行われるため、テトリスに気を取られているとスネークゲームが疎かになり、スネークゲームに夢中になっているとテトリスのブロックが消化できないままあっという間に積み上がってしまいます。

テトリスとスネークゲームを融合させた超難易度のゲームに挑戦:その1 - YouTube


難易度が高すぎて他の編集部員にも助けを求めたところ、以下のように華麗にテトリスのブロックを消すプレイを披露してくれました。

テトリスとスネークゲームを融合させた超難易度のゲームに挑戦その2 - YouTube


実際にプレイしてみたところ、テトリスのブロックをきれいに積もうとしすぎるとスネークゲームのヘビがすぐにエリア外に出てしまいゲームオーバーに。かといってヘビの操作に気を取られ過ぎるとテトリスのブロックをうまく積み上げることができず、ブロックを消化できずジリ貧に。なので、うまく自分の中で「今はテトリス」「今はスネークゲーム」といった具合に頭を切り替えつつプレイするのが重要そう。

「ヘビの進行方向とは逆側のキーを入力してもヘビの進路は変更されないので、テトリスの操作に活かせる」や「テトリスの正方形ブロックは上下左右どのキーを入力してブロックの形状が変わらないのでヘビの操作に専念しやすい」などのコツがゲームをプレイする中でいくつか見つかるので、それらを駆使しながらなんとかハイスコアを叩き出そうと悪戦苦闘したものの、頭の中でブロックやヘビの動きをシミュレートしてもふとした疑問に頭の中が真っ白になりあっという間にゲームオーバー……といったことも少なくありません。なので、ハイスコアを叩き出すにはとにかくゲームに慣れて、あとはよく寝て頭をスッキリさせることが重要そうです。

なお、GIGAZINE編集部でのハイスコアは、テトリスとスネークゲームのスコアが「6:5」「1:13」「2:9」などでした。

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in レビュー,   ネットサービス,   動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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