同人誌完成までの完璧なスケジュールを自動で組んでくれる「同人手帳」
「コミケに当選したのはいいけど、肝心の原稿が間に合わないかもしれない」や「入稿までのスケジュールをどう立てたらいいか分からない」といった人のために、簡単に締め切りまでのスケジュールが作れる「同人手帳」が登場しています。約1分ほどで簡単にスケジュールが作成できるとのことで、実際に使ってみました。
同人手帳
https://qovo.jp/dojin-techo
まずは上記URLから「同人手帳」のウェブサイトにアクセス。「計画をはじめる」をクリックします。
印刷所への入稿日など、締め切り日を設定します。試しに締め切りを2019年12月14日(土)とします。
次にスケジュールの開始日を入力します。ここでは仮に2019年11月7日(木)を入力。締め切り当日はスケジュールに含まれないので、2019年11月7日(木)から2019年12月13日(金)までの間でスケジュールが組まれます。
同人誌を何ページ作るか入力します。赤枠のスライダーをドラッグすると、1から100ページまで選択することができます。
次に作業工程を入力します。デフォルトで表紙/プロット/ネーム/下描き/ペン入れ・ベタ/トーン作業・仕上げが入力されています。右端の「=」をドラッグすると順番を入れ替えることができます。
項目名をクリックすると「×」が表示されるので、これを押すと項目を削除できます。
「工程を追加」をクリックすると新しい項目を追加できます。作業項目が完成したら「次へ」をクリック。
次に各項目ごとに何時間かかるかを入力。全体の作業時間か、1ページごとの作業時間かを選択することができます。小数点以下は「分」を表すので、「4.5」と入力すると4時間30分となります。時間を入力したら「次へ」をクリック。
最後に、各曜日ごとに、1日に作業できる時間を入力します。平日2時間、休日10時間とすると以下の画像のようになります。設定が終わったら「次へ」をクリック。
作成されたスケジュールはこんな感じ。1~2分ほどで簡単にスケジュールを作成することができました。入力した作業時間では間に合わないようで「予定の1.22倍がんばりましょう」と表示されてしまいました。どの作業も時間を短縮しないと間に合わないようです。
1日に作業できる時間や各項目の作業時間を見直す場合は「時間を変更する」をクリック。
まず表紙にかける時間を減らして……
平日の作業時間を1時間増やします。
再度スケジュールを更新すると、今度は「締切より3日早く完了します」と表示されている通り、余裕のあるスケジュールを完成させることができました。
「この計画を保存」をクリックすると作ったスケジュールを保存することができます。
適当な名前を入力したら「OK」をクリック。
同人手帳トップページに移動すると、作成したスケジュールを確認できます。
なお、スケジュールを作成したあとは、スライダーで作業の進捗管理ができるようになっています。
1ページごとに進捗状況を入力できるようになっているので、細かいスケジュール管理ができそうです。
灰色の線は最初に立てたスケジュール、黒線は進捗状況に応じて立て直されたスケジュールを表しています。進捗状況によって締め切りに間に合うかどうかが一目でわかるようになっています。
簡単な入力だけでサクッとスケジュールを立てることができ、進捗管理もできるので計画的な同人誌作成に役立ちそうなツールでした。同人誌だけでなくプレゼン資料などの作成スケジュールを立てるのにも使えそうです。しかし、あくまで予定なので、実際に予定通り動けるかどうかは自分自身にかかっています。
・関連記事
ToDoリストがあなたの生産性を破壊する - GIGAZINE
「夜や週末に働かない」ルールを守るCEOはどのように1日を過ごしているのか? - GIGAZINE
メールをタスクカードに変身させて直感的なタスク整理・スケジュール管理・メール連絡を1つにできる「FLOW-e」でメールを裁いてみた - GIGAZINE
原稿が締切に間に合うように作業ペースを割り出してスケジューリング、毎日通知もしてくれる「同人秘書」を使ってみた - GIGAZINE
最も理想的な一日の仕事のスケジュール写真 - GIGAZINE
・関連コンテンツ