試食

料理の鉄人監修の「究極の麻辣タレ」を使ったスパイシー鍋がグツグツ煮えたぎる「麻辣牛鍋膳」を吉野家で食べてきた


吉野家が2019年10月15日から期間限定で“中華の鉄人”陳建一氏が配合した「究極の麻辣タレ」を使った「麻辣牛鍋膳」の提供を開始しました。3つの醤と7つの香辛料が複雑に混ざり合った鍋が熱々の状態で食べられるとのことで、実際に吉野家に行ってきました。

120周年の記念に最高にうまい『究極の鍋』をお届けします吉野家、牛のうまさを味わい尽くす「牛すき鍋膳」と中華の鉄人・陳建一氏が監修した「麻辣牛鍋膳」を10月15日から販売開始
(PDFファイル)https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2019/10/15122313/news20191015.pdf

吉野家に到着。


店頭には新メニューをアピールする垂れ幕が下がっていました。「牛すき鍋膳」は新メニューですが、2013年以来続く冬の定番メニューでもあります。


今回は、今季限定の新商品で「中華の鉄人」として有名な料理研究家・陳建一氏が監修した「麻辣牛鍋膳」を注文します。


メニューの表紙も牛すき鍋膳・麻辣牛鍋膳が飾っています。明治32年に創業した吉野家は2019年で創業120周年を迎え、牛すき鍋膳・麻辣牛鍋膳が、120周年を締めくくる「牛」の特別商品とのこと。


注文後、数分で「麻辣牛鍋膳」(税抜748円)が運ばれてきました。麻辣牛鍋膳はご飯とお新香がセットになったメニューです。大盛(税抜848円)、肉2倍盛(プラス278円)、ねぎ増し(プラス93円)も可能で、15時から23時までに店内で注文した場合、ご飯の増量・おかわりが無料となっています。


麻辣牛鍋がこれ。たっぷり盛られた牛肉の上に赤唐辛子がのっていて、見た目からも辛さがアピールされています。運ばれてきた時点から花椒やクローブなどの強い香りが漂ってきました。固形燃料で熱された状態で提供されるので、湯気が立ち上るほどアツアツ。スープはグツグツと煮えたぎっています。


まずはスープから飲んでみます。「麻辣」とのことですが、唐辛子の辛さが強く、花椒のしびれは強くはありません。3つの醤(豆板醤、麻辣醤、甜麵醬)と7つの香辛料(花椒、唐辛子、五香紛、クローブ、スターアニス、ブラックペッパー、クミン)が入っているとのことで、花椒・クミン・スターアニスなどが入り交じった複雑な味わいが感じられます。一方、スープからは肉の味をほとんど感じず、かなりさっぱりした「スパイシーな野菜スープ」的な味わいです。


肉など具材を食べてみると、口に入れた途端に花椒の風味が広がりました。全体的にあっさりした味付けなので、肉の脂のコクは薄め。1本丸々入った赤唐辛子は硬く、風味付けのためのもので食べることは想定されていないようです。


具材は牛肉・ねぎ・たまねぎ・にんじん・豆腐の他にも、きしめんのような平たい麺が入っています。硬さはほどほどのコシが感じられる程度で、麻辣スープといっしょにツルッと食べられます。


後味はカーッと口の中が熱く感じるような唐辛子の辛さが強めで、花椒のしびれは弱め。ご飯を食べると辛さが緩和されて、再び麻辣牛鍋を堪能できます。


「麻辣牛鍋膳」は2019年10月15日から一部店舗を除く全国の吉野家で期間限定で食べられます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「黒のシビ辛」と「赤のピリ辛」が大量発汗を誘う「麻婆ロースカツ定食&ケイジャンロースかつ定食」を松のやで食べてきた - GIGAZINE

チキンラーメンが旨辛マーボーナスで病みつきの味になった「チキンラーメン 具付き2食パック アクマのアサバァ」試食レビュー - GIGAZINE

弾力ある名古屋コーチンとほのかに香る山椒が楽しめる「純鶏 名古屋コーチンの親子重」をなか卯で食べてみた - GIGAZINE

牛丼を濃厚チーズが覆いつくす「こってり」の究極形「アスパラチーズドリ牛」試食レビュー - GIGAZINE

牛カルビ・チキンカツ・カレーなど主役級トッピングが盛りだくさんな「完全無欠のスーパーゴールデンカリー炒飯」を大阪王将で食べてきた - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.