動画

1966年の少年少女が「西暦2000年」という未来の予想を語るムービーが驚異的


少し先の出来事を予測する技術は存在しても、その精度は確実なものとはいえず、ましてや「未来予測」は2019年の技術では不可能です。そんな中、1966年の少年少女が西暦2000年という約30年以上も先の未来について、「その時代はどうなっているのか」という予想を語る当時のムービーがYouTubeで公開されています。

1966 Children about future - YouTube


伏し目気味の男の子は、「2000年には、月に行く宇宙船が誕生していると思います。それから、口述筆記するロボットや裁判官ロボットが誕生して、『コンピューターの墓地』があるんじゃないかな。あるいは、核爆弾のせいで洞窟に住んで狩りをする時代にまで戻ってるかも」とコメント。なお、アポロ11号が月面着陸を行ったのは、少年の予想から3年後の1969年でした。


ボブカットの女の子は、「キャベツの錠剤を朝食に食べてるかも」とのこと。


この少年は「核爆弾が爆発して、地球が超新星みたいになる」と予測します。


この少年も「どこかの狂人が核爆弾を手にして、世界を消し去るだろうね」とコメント。


「核爆弾が世界を滅ぼす」という予想は多かったようです。「核爆弾を持った人々が増えるのを止めることはできませんし、誰かがいつか核爆弾を使うでしょう」


「人口が増えて、戦争になると思います。核爆発によって地球上に放射線が増えて、地球は暑すぎて生き物のいない星になると思います」


「核戦争が起こると思います。また、機械による自動化が進んで、仕事する必要がなくなって人口が増加すると思います」


この少女は「人口が増えて食料は配給制になって、住む場所は狭くなる」と回答。


ボブカットの少女は「機械がどこにでもあって、生きることが退屈になると思います」と述べます。


この少女も「人々がみんな同じになって、退屈になるでしょうね」と回答。


「コンピューターと自動化が進歩した結果、仕事不足になると思います。高いIQを持ってコンピューターを扱う人だけが仕事を得られるでしょう」


「国土が再編成されて、大きなエリアごとにブロックで分けられると思います」


「人口増加によって、将来、私は地上ではなく海の下にできたドームの中で生活していると思います。あるいは、サハラ砂漠上に建設された巨大ドームの中かも」


ヘアバンドの女の子も、人口爆発によって地上に人の住むスペースがなくなると予想。「海上住宅や、海底住宅が作られると思います」


「今みたいな四角形の住宅じゃなくて、もっとカーブで芸術的なデザインの住宅が増えると思います。それか、箱形住宅とか」


「スペースがなくなって、もっと平らな家屋になります。スペースを節約するために、平らな家屋を一軒一軒積み重ねると思います」


「羊や牛などの家畜はケージの中に入れられ、巨大な建物の中で管理されるようになるでしょう。時折放牧が許され、人工的な繁殖によって、家畜はより多くの肉がとれるように巨大化されます」


「海面が500フィート(約150m)から600フィート(約180m)上昇して、イングランドが水没します。スコットランドのハイランド地方やイングランドとウェールズの高山地帯だけが残るでしょう」と具体的な予想を語る少年も。


「太陽が燃え尽きて、氷帽が北極点から流れてきて、地上を覆います。多分、新たな氷河時代に突入すると思います」


「さまざまな病気に対する治療法が増えて、病気になる人が減ります」


最後は髪にウェーブがかかった少年の「約50年後に生きるのを待ち望んではいません。今ですら世界はひどい状態なのに、ましてや50年後なんて……」というコメントでムービーは締めくくられていました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
現代人は未来の人々に「チキン人」と呼ばれるようになるかもしれない - GIGAZINE

SF小説の大家アーサー・C・クラークが予想した「コミュニケーションの未来」とは? - GIGAZINE

フランス陸軍がSF作家を雇ったことが判明、「未来の脅威に備えるために」 - GIGAZINE

97歳のおじいちゃんが孫のテスラ製自動運転車で初ドライブし「これは未来だ!」と驚く動画が大人気に - GIGAZINE

人口問題解決のために人間を小型化する技術が使われている近未来を描いた映画「ダウンサイズ」予告編公開 - GIGAZINE

ホカホカの餃子からコンドームまで扱う無人コンビニ「F5未来商店」がSF映画っぽい - GIGAZINE

あらゆる仕事がロボットによって全自動化された未来を描くアニメーション「The last job on Earth」 - GIGAZINE

in 動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.