あらゆる仕事がロボットによって全自動化された未来を描くアニメーション「The last job on Earth」
ホーキング博士が「100年以内に人工知能は人間を超える」と警告しているように人工知能の進化はめざましく、多くの職業が十数年から数十年後には人工知能やロボットに置き換え可能であると言われています。では、「ほぼ、ありとあらゆる仕事がロボットに置き換わるとどんな世界になるのか」……というアニメーションが公開されています。
The last job on Earth: imagining a fully automated world | Guardian Animations - YouTube
朝がやって来ました。アリスの部屋には猫型のペットロボットがいます。
窓の外側を掃除ロボットが拭いています。
「THE LAST JOB ON EARTH」
歯磨きをしながら、鏡に流れてくるニュースを読んでいくアリス。
読み終えると、CATBOTのアップデートのお知らせが。
歯ブラシを洗面台にある穴に入れると……
日々の健康状態をチェックしてくれます。潜在的なものであっても、疾患を見つけると自動的にメディカルセンターを予約してくれます。
仕事着はクローゼットが自動的に選び出します。
通勤は歩きのようです。
その途上、衣料品店が「アリス、あなたの気に入る服がありますよ」とインタラクティブ広告っぽいものを表示してきました。
買い物を終えた帰りらしい女性がセグウェイのような車両で移動中。荷物は別途、自律運転のカーゴが運んでくれます。
アリスがやってきたのはメディカルセンター。
検診もすべて自動。
その結果、胸部に感染症が見つかりました。
すると、その場で薬が処方されます。
今度は自動運転車で移動中。
30代以上向けの引退後の家を販売中。この世界では30代になるともう現役ではないようです。
ちょっと寂れたところにやってきました。
どうやら、失業した人向けには食糧配給が行われているようで、壁面に「STOP AUTO!」の張り紙や「NO AUTO!」の落書きが。
やがて、アリスは職場に到着。
すると、コンピューターが「労働力のアップグレード」をしているところでした。……アリスもこれで職を失ってしまったようです。
すでに職場にいるのはアリスだけだったのですが……。
「今後30年で、マシンは職業の50%をこなせるようになるだろう」と語ったのはライス大学のMoshe Vardi教授(コンピューターサイエンス)。
イングランド銀行のチーフエコノミスト、Andy Haldane氏は「マシンは、想像不可能だったとまでは言わないものの、10年前には考えられなかったようなタスクに取りかかっています」と語っています。
ここで描かれたのはあくまで空想ですが、実際のところ、10年後、そして30年後、人間の仕事をどれぐらいロボットが代替するようになっているのでしょうか。
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