人類最後の生き残りが暮らす列車の中の階級社会を描くテレビドラマ「Snowpiercer」予告編公開
生けるものはほぼ全て死に絶えた極寒の世界で、唯一動き続ける列車「スノーピアサー」内部の閉鎖的な階級社会と人間模様を描くSFアクション・スリラーテレビドラマ「Snowpiercer」の公式予告編が公開されました。今回のテレビドラマ版は2013年に公開された同名の映画「スノーピアサー」のリメイク版となっています。
Snowpiercer: Official Trailer | TBS - YouTube
「乗客の皆様にお知らせします」という車内アナウンス。
「現在、当列車『スノーピアサー』外部の気温はマイナス119℃。出発してから6年と9カ月26日が経過しました」
アナウンスするのはスノーピアサーの客室乗務員長であるメラニー・カビル(演:ジェニファー・コネリー)
外は雪と氷に覆われた極寒の世界。永久機関によって動き続ける「スノーピアサー」の内部に、わずかな人類が残るのみ。
スノーピアサー内部には高級レストランや……
子どもたちのための教育施設。
色とりどりの花が咲き乱れる温室もあります。
しかし、それらはすべて富裕層のための一室。貧民層は奴隷同然の扱いで、スノーピアサー後部に詰め込まれています。
「スノーピアサーの開発者ウィルフォード氏は、『労働』『特権』そして『階級』という3つの原則を定めました」
貧民層には労働が課せられ、ときには拷問そのものな罰則まで。
アンドレ・レイトン(演:デイヴド・ディグス)は刑事としての前歴から、スノーピアサー車内全域の調査を命じられます。調査のために乗り込んだ富裕層用の車内とのあまりの格差に直面したレイトンは、貧困層を率いて反乱を起こすことを決心します。
「あなたにはこの列車の中に何が見えるの?」
「まるで要塞のように固定化されてしまった階級制度が見える」
「私には違うわ。この列車の中では、貧困と繁栄そして欲望が均衡を保っているように見える」
雪崩が列車を襲うシーンや……
アクションシーンもあります。
レイトンの革命は成功するのでしょうか。
そして、車両先頭のドアの先には何が待ち受けているのでしょうか……。
「入れば、後戻りはできないわ」
「Snowpiercer」はアメリカの衛星テレビおよびケーブルテレビ放送局ターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS)で、2020年春に放映開始予定。
なお、2013年に公開された映画版「スノーピアサー」はAmazn Prime Videoで視聴可能です。
Amazon.co.jp: スノーピアサー(字幕版)を観る | Prime Video
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