無料でマリオのパズルゲームがスマホでプレイし放題&中毒性高めの対戦モードまで搭載した「ドクターマリオ ワールド」レビュー
任天堂がLINEと共同開発した基本プレイ無料のスマートフォン向けパズルゲーム「ドクターマリオ ワールド」がついに配信開始となりました。1990年にシリーズ1作目が登場したドクターマリオの最新作で、スマートフォンで特に人気の高いパズルゲームが任天堂から登場したということで、さっそくプレイしてその真価を確かめてみました。
ドクターマリオ ワールド | 任天堂
https://drmario-world.com/ja-JP/
ドクターマリオ ワールドはiOSおよびAndroid向けアプリとしてリリースされています。今回はiOS版でプレイしてみます。アプリページへ飛んだら「入手」をタップ。
インストールが完了したら「開く」をタップ。
初回起動時は以下のような通知が出るので、「はじめから」をタップ。
自分の住んでいる国・地域を選び、利用規約・プライバシーポリシーを読んだら「同意する」をタップ。
突如世界中にウイルスが大量発生し、キノピオもクッパ軍団も大混乱。そこでドクターマリオが登場して、ウイルス退治に奔走します。
というわけで、さっそくゲームスタート。
はじめはキノピオがゲームのルールを簡単に説明してくれます。ゲーム画面には以下のように、さまざまな色のウイルスが存在します。
ゲームではプレイヤーがカプセルを操作して、同じ色のウイルスとカプセルを3つ以上並べると、ウイルスを消すことが可能。カプセルはタップすることで90度ずつ回転させることができます。
なお、紫色のプレイエリアではカプセルが上に浮かんでいくので、下方向には動かせません。左右と上方向には自由に動かせます。
カプセルはウイルスにひっかかるとその場に止まります。
同じ色のカプセル&ウイルスが3つ以上並ぶとウイルスは消滅。
1つだけ余ったカプセルもそのまま上に浮かんでいき、さらにウイルスを消すことができました。
画面右上の数字は使えるカプセルの数。カプセルが0になってもクリア条件を満たしていなければゲームオーバーです。
画面上部には残ったウイルスの数など、ゲームをクリアするのに必要な情報が表示されます。
というわけで実際にプレイしてみるとこんな感じになります。
「ドクターマリオ ワールド」をプレイするとこんな感じ - YouTube
この基本操作に加えて、ステージを進めるごとにさまざまなギミックが追加されていきます。
例えば、画面の両脇にあるレインボーゲージが貯まると使えるのがレインボーカプセル。これはどの色のウイルスでも消せるという特別なカプセルで、ウイルスもしくはカプセルを7回消すと出てきます。
赤枠部分にあるのがレインボーカプセル。カプセルは通常2個セットとなっていますが、レインボーカプセルは単体となっています。
黄色のウイルスの間に落ちて……
ウイルスをまとめて消してくれました。
他にも、同じ色が3つ以上そろうと横方向に動き出す「こうら」や……
周囲1マス分を破壊する爆弾などもあり、これらのギミックをうまく活用することで、効率よくウイルスを破壊できるようになるわけです。
スキルやレインボーカプセルを使う様子は以下のムービーで確認できます。
「ドクターマリオ ワールド」で登場するいろいろなギミックその1 - YouTube
こうらを使って一気にウイルスやブロックを破壊しまくる様子は以下のムービーでチェック可能。
「ドクターマリオワールド」で登場するいろいろなギミックその2 - YouTube
ゲームを進めていくと赤枠部分にあるようなお助けアイテムを使えるようになっていきます。なお、アイテムを使うにはダイヤモンドやコインが必要です。
最初の10個のステージを進めると、ドクター姿のマリオ・クッパ・ピーチが登場。
プレイヤーはこの段階でどのドクターを使うか選べるようになります。ドクターマリオ ワールドにはここまでプレイしてきた「ステージモード」と、オンライン対戦モードの「VSモード」があり、それぞれで各キャラクターのスキル効果は異なってきます。「ステージモード」だと以下のようなスキルになりますが……
「VSモード」では以下のようにスキルが微妙に変化します。
なお、ステージ10まで進むとアカウントをニンテンドーアカウントと連携可能になります。アカウントを連携するとセーブデータを保護可能に。
さらに、ここでニックネームを設定できます。
ステージ20までクリアすると……
データダウンロードが始まります。データサイズは約107.31MB。
データのダウンロードが終わると、サポートメンバーを使用可能になります。
キノピオがクリボーをプレゼントしてくれました。
ゲットしたサポートは、画面下部の「キャラクター」をタップして設定します。
ドクターマリオ ワールドでは、ドクター1体とサポート2体を設定。
画面上部の「+」部分をタップして、セットしたいサポートをタップ。これでサポートのセットは完了。
ステージ20までクリアすると、すべてのメニューが解放されます。
解放されたメニューは、「スカウト」「フレンド」「キャラクター」「VSモード」の4つ。ここまでプレイしていたのが「ステージモード」で、オンライン対戦可能なのが「VSモード」です。
「スカウト」はコースをクリアしたりVSモードをプレイしたりすると入手できる「ゴールド」か、有料で購入できる「ダイヤ」を消費して、ドクターあるいはサポートをランダムで入手できるという、いわゆる「ガチャ」要素です。
「フレンド」からは、ドクターマリオ ワールドをLINEアカウントと連携することができます。フレンドができると、ステージモードのコースをプレイするのに必要なハート(30分で1つ回復で、最大5つまでストック可能)を友達と送り合ったり、VSモードで対戦したりすることが可能になります。
オンライン対戦モードの「VSモード」では、世界中のプレイヤーとリアルタイムで対戦が楽しめます。画面右上にある「100」という数字がいわゆるレートで、対戦で勝利すれば増え、負ければ減ります。レートが上昇すると上位のリーグに参加できるようになり、より豪華な報酬をゲットできるようになります。
VSモードも基本的にはプレイ方法は同じですが、ウイルスを一定数消すと、相手のプレイエリアにウイルスを送ることが可能。
赤枠部分のゲージが貯まると……
相手にウイルスを送ります。
相手に送るウイルスの量は使用するドクターにより異なり、赤枠部分の数字分の段がウイルスとなって相手を襲います。
VSモードでは、プレイエリア下部までカプセルやウイルスを積むと負けとなり、相手のウイルスがどこまで来ているかは以下の画面のように表示されます。
というわけで、実際にVSモードをプレイしてみるとこんな感じ。VSモードはステージモードと基本的な操作は同じですが、カプセル数に制限はなく「いかに短時間で多くのウイルスを消して相手にウイルスを送り込むか」が重要になってくるので、プレイした感覚もステージモードとはかなり異なってきます。対戦ゲームとしてもなかなかいい具合に仕上がっており、ステージモードが物足りなく感じる人は断然このVSモードがオススメです。
「ドクターマリオ ワールド」のVSモードでオンライン対戦 - YouTube
実際にプレイしてみると、ステージモードはじっくりまったり1人でコースをクリアしていくという、スマートフォン向けのパズルゲームとよく似た長く遊べそうなゲームになっています。1コースプレイするためにハートを1消費しますが、コースをクリアするとハートがゲットでき、30分でハートが1つ回復す。さらに、フレンドにハートをおねだりすることもできるので、序盤のうちはハートを気にすることなくバンバン遊べます。パズルの難易度は序盤はかなり簡単ですが、すべての機能がアンロックされた辺りから難易度の高いコースなどもチラホラ登場するので、よりプレイし応えを求めるならとにかくコースをクリアしまくるしかありません。
対して、VSモードはオンライン対戦モードなので、ランクがいくつであろうと対戦相手がおり、ウイルスがどんどん増えていくので、難易度は高め。対戦プレイ即マッチングして、ラグなどもなく快適にプレイでき、対戦相手が世界のどこかにいることを忘れてしまいそうなレベル。ステージモードは「限られた手数で最善の動作を求められる」感じですが、VSモードは「いかに短時間で多くのウイルスを消して相手にウイルスを送り込むか」が重要なので、操作やルールはほぼ同じなのにまったく別のゲームをプレイしているかのような感覚に陥ります。個人的にはこのVSモードの出来栄えがなかなかのもので、そろそろ記事を書かねばと思いつつも「もう一戦!もう一戦!」となかなかやめられない中毒性のある対戦モードに仕上がっていると感じました。
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