MicrosoftのディスクレスXboxは「Xbox One S All-Digital Edition」として5月に登場か
Microsoftが以前からウワサされていたディスクレスのXbox One S「Xbox One S All-Digital Edition」をリリースすると、Windows Centralが報じています。報道によれば、Xbox One S All-Digital Editionの予約注文は4月中旬からスタートするとのことで、、2019年6月に開催される世界最大のゲーム見本市「E3 2019」に先だって5月頃に店頭に並ぶこととなるようです。
The 'Xbox Maverick' console will be named 'Xbox One S All-Digital Edition,' preorders in April 2019 | Windows Central
https://www.windowscentral.com/xbox-one-s-all-digital-edition-preorder
Microsoftがコードネーム「Xbox Maverick」というディスクレスのXbox One Sを計画していることは2018年11月時点で明らかになっていました。また、MicrosoftはディスクレスのXbox Oneの登場に合わせて、既に所有しているゲームディスクをデジタル版と取り換えることができるという「ディスクツーデジタル」プログラムを計画しているとも報じられていました。
MicrosoftがディスクレスのXboxを計画中か - GIGAZINE
また、Microsoftはゲームストリーミングサービスである「Project xCloud」を2018年10月に発表しています。メディアで読み込むか、あるいはデジタル版をダウンロードすることでしか遊べなかった従来のゲームとは異なり、ストリーミング配信ならばハードスペックや環境に関係なく、いつでもどこでもゲームを遊べるようになるため、Microsoftだけではなくさまざまな企業から期待されています。
Microsoftがいつでもどんな端末からでもストリーミングでゲームがプレイできるサービス「Project xCloud」を発表 - GIGAZINE
このProject xCloudがXbox One S All-Digital Editionに対応するかどうかは不明ですが、ディスクレスのゲームハードの登場とストリーミング配信の普及は、ディスクメディアからデジタルへの完全移行を確実に後押しするといえます。
Xbox One S All-Digital Editionの価格は明らかにはなっていませんが、ブルーレイディスクドライブが排除されていることから、Xbox One Sの既存モデルよりも安価になるのではないかと予想されています。また、Windows Centralは、MicrosoftがXbox One S All-Digital Editionの登場にあわせて人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」エディションのXbox Oneを発売する可能性があると報じています。ただし、現時点ではどのモデルで「フォートナイト」エディションが発売されるのかは不明だとのことでした。
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