氷上を誰が最も速く駆け降りられるかで競う肉弾戦スポーツ「Red Bull Crashed Ice Boston 2019」が開幕
巨大な氷のコースを滑り降りその速さを競うという単純明快&ド迫力なアイスクロス・ダウンヒルの最高峰レース「Red Bull Crashed Ice(レッドブル・クラッシュド・アイス)」。その2018-2019年シーズン最終戦がアメリカ・ボストンで現地時間2019年2月8日(金)・9日(土)に行われます。開幕戦の横浜大会からスタートしたATSX Ice Cross Downhill World Championship 2018/2019シーズンの最後のRed Bull Crashed Ice のチャンピオン決定戦の様子を、現地で観戦してきました。
Red Bull Crashed Ice Boston 2019- Official Page
https://www.redbull.com/us-en/events/crashed-ice-boston
Red Bull Crashed Iceがどんな競技なのかは、以下のムービーを見れば一発で理解できます。
2018-2019年シーズン最終戦の舞台はMLBボストン・レッドソックスの本拠地のフェンウェイ・パーク。
スタジアム内もRed Bull Crashed Ice仕様になっています。
球場内に作られたコースは全長350メートル。スタート直後にヘアピンが連続する直線基調の前半と、コーナーが続く後半で構成されます。
ナイトレースなので、コース壁面のLEDで照らされた氷のトラックが幻想的です。
開幕前日に行われたトレーニングセッションを見るためにグラウンドに下りてみました。
有名なレフトスタンド「グリーンモンスター」がコースを見下ろします。
遠くにそびえるスタートゲートの高さは20メートル。ここから一気に下り降り、誰が一番早くゴールラインを通過するかを競うという極めてシンプルなレースです。
選手はトレーニングランでコースをチェックします。
長い直線の先にあるヘアピン「BF GOODRICH TIRES SECTION」。激しい攻防が確実視される要所です。
後半の難所の一つの大きな段差。各選手は高さを確認していました。
トレーニングセッションとはいえ、転倒者は壁に激突し、大きな音が鳴り響くシーンも見られました。
トレーニングやタイムトライアルでは単独で滑走しますが、決勝トーナメントでは4名の選手が激しく滑り降りることになります。
ゴール目前に設けられた2つの大きなコブ。
選手は和気あいあいとした雰囲気。エクストリームスポーツ独特の一体感を感じさせます。
トレーニングとはいえ、本番を見据えてゴールラインを駆け抜ける選手もちらほら見受けられました。
選手はヘルメットにGoProを装着。選手目線でド迫力なレースを観戦できるのもRed Bull Crashed Iceの大きな特長です。
2018-2019シーズンのチャンピオンが決定するRed Bull Crashed Ice Boston 2019は、2019年2月8日午後6時(日本時間の2月9日午前4時)から、いよいよ女子の予選ラウンドからレースが始まります。
Red Bull Crashed Ice Boston 2019をGIGAZINEは現地で取材中。レースの模様は随時掲載予定なので、GIGAZINE公式TwitterやFacebookをフォローしておくと最新情報にアクセスできてお役立ちです。
・つづき
氷上で熱いバトルが繰り広げられる肉弾戦スポーツ「Red Bull Crashed Ice Boston 2019」予選、日本人選手の成績は? - GIGAZINE
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