新型iPad Proがどれほど旧iPad Proから進化しているのか実物と見比べてみた
2018年11月7日(水)から登場した「iPad Pro」はデザインが旧iPad Proから一新されており、オールスクリーンになってホームボタンが廃止されるなど、従来のiPad Proとは大きく見た目が違います。そんな新型iPad Proの特徴を、旧iPad Proと比較して見ていくことにしました。
iPad Pro - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
新型iPad Proは11インチと12.9インチの2つのモデルがありますが、いずれもiPhone XRと同じLiquid Retinaディスプレイを採用しています。解像度は11インチが2388×1668(264ppi)、12.9インチが2732×2048(264ppi)。
大きな画面に、とてもきれいな色合いで画像が表示されています。
GIGAZINE編集部に保管されていた、2015年に登場した12.9インチiPad Proと新型の12.9インチiPad Proを比較してみます。すると、両者は同じディスプレイサイズですが、ホームボタンを廃止するなどのベゼルレスを追求した新型iPad Proの方が、タブレットのサイズが小さくなっていることが一目瞭然。
ホームボタンがないだけでかなり印象が違い……
インカメラ周りのベゼルも旧iPad Proからかなり狭くなっています。
新型iPad Proと旧型iPad Proの天面を比較してみると、電源ボタンが配置されているのは変わりませんが……
以前のiPad Proにあったイヤホンジャックが廃止されていることがわかります。
背面のカメラは新型iPad Pro(左)の方が大きく出っ張っているのが確認でき、上辺に沿った形でアンテナラインが作られているのも確認できました。
底面を比較すると充電/同期用ポートが従来のLightningコネクタから、USB Type-C端子に変更されています。
背面を比較するとこんな感じ。
新型iPad Proの背面にはSmart KeyBoard Folioと接続するSmart Connectorがありました。
その代わり、旧iPad Proの左側面にあったSmart Connectorが新型iPad Proではなくなっています。
右側面の上部には、従来通りの音量調節ボタンが配置され……
新型iPad Proには、Apple Pencilをくっつけるためのコネクターが新たに取り付けられていました。
側面を見比べてみると、旧型iPad Proは滑らかな曲面になっているのに対し、新型iPad Proの側面が切り立っているのがわかります。
新型iPad Proは厚さわずか5.9mm。従来のiPad Proも十分に薄かったのですが、より薄さが際立つイメージ。
本体重量も旧型12.9インチiPad Proは719gであるのに対し……
新型12.9インチiPad Proは630gという結果になりました。
旧iPad Proと比較してみた結果、ベゼルレスを追求してホームボタンを廃止するなどの改良を加えたことで、従来と同じ画面サイズでありながらタブレット全体のサイズを小さくしたり、重量を軽減したりといった利点が生まれていることがよくわかりました。
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