ハードウェア

「Surface Pro 6」やノイズキャンセリングヘッドホン「Surface Headphones」などが発表されたMicrosoft発表会まとめ


Microsoftがアメリカ・ニューヨークでSurface新製品の発表イベントを行いました。予想通りの「Surface Pro 6」「Surfacel Laptop 2」に加えて、新型のオールインワンPCの「Surface Studio 2」やノイズキャンセリング&Cortana対応のヘッドホン「Surface Headphones」も登場しています。

◆Surface Pro 6
ブラックカラーも登場した「Surface Pro 6」については以下のムービーで確認できます。

Introducing Microsoft Surface Pro 6 - YouTube


前モデル「新しいSurface(Surface Pro 5)」と外観上の違いがほとんどないSurface Pro 6。


12.3インチ(2736×1824)のPixelSense液晶ディスプレイを搭載します。


CPUは第8世代Intel Coreプロセッサーに順当に進化。


ヘッドホンジャックは残りましたが、Type-CのUSBポートは引き続き搭載されませんでした。


タイプカバーは4色。


Surface Pro 6での目立った変更は、ブラックモデルが追加されたこと。また、Windows 10のバージョンが従来のProからHomeへと格下げされている点には注意が必要です。


Surface Pro 6の価格は、Core i5・8GBメモリ・128GBストレージの最廉価モデルがアメリカでは899ドル(約10万2000円)、日本では税込12万9384円、Core i7・16GBメモリ・1TBストレージの最上位モデルが2299ドル(約26万1000円)で、日本では税込29万304円。なお、専用キーボードのタイプカバーは別売りです。Surface Pro 6の日本での発売は2018年10月16日となっています。


Surface Pro 6 が新登場 – 軽さの中に、無限の可能性を – Microsoft Surface
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/surface-pro-6/8ZCNC665SLQ5

◆Surfacel Laptop 2
クラムシェル型ノートPCの新型「Surface Laptop 2」の公式ムービーは以下から。

Meet the Surface Laptop 2 – Style and Speed – Microsoft Surface
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/surface-laptop-2/8XQJKK3DD91B

Surface Laptop 2にもブラックモデルが登場。


第8世代Intel Coreプロセッサーを搭載するのもSurface Pro 6と同じです。


Surface Laptop 2の価格は、Core i5・8GBメモリ・128GBストレージの最廉価モデルがアメリカでは999ドル(約11万4000円)、Core i5・8GBメモリ・日本では256GBストレージモデルが税込15万8544円、Core i7・16GBメモリ・512GBストレージの最上位モデルが2199ドル(約25万円)で、日本では税込28万584円。SurfaceLaptop 2の日本での出荷は2018年10月16日となっています。

Meet the Surface Laptop 2 – Style and Speed – Microsoft Surface
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/surface-laptop-2/8XQJKK3DD91B?activetab=pivot%3aoverviewtab

◆Surface Studio 2
オールインワン型のハイエンドデスクトップPC「Surface Studio 2」については、以下のムービーで確認できます。

Introducing Microsoft Surface Studio 2 - YouTube


第2世代のSurface Studioは、NVIDIAのPascal世代のGPU「GeForce GTX 1070/1060」を内蔵し、初代モデルよりも50%以上の高速化を実現するとのこと。


CPUは第7世代Intel Coreプロセッサー(Kaby Lake-S)を搭載します。


独特のヒンジを採用することで、28インチディスプレイを指1本で操作できるのは初代Surface Studioと同じ。


PixelSense液晶ディスプレイは、前モデル比で輝度で38%、コントラストで22%向上したとのこと。もちろんSurface Dialにも対応します。


ヒンジ下に見えるスタンドを兼ねるPC本体。デスクトップPCながらもケーブルレイアウトはすっきりしています。


「Xbox Wireless」を内蔵しているので、Xboxゲーム機にも早変わりします。


Surface Penで適当に文章を囲むと……


その範囲の文字列を指定可能。


手書きの文字を……


テキストに挿入することも可能です。キーボード入力の方がはるかに速そうですが、直感的な操作がウリの模様。


大きな外観の変化はなく、内部パーツのアップグレードにとどまる「Surface Studio 2」は、Core i7、16GBメモリ、1TBのSSDを採用する標準モデルが34990ドル(約40万円)からで、最上モデルは2TBのSSDに対応します。Surface Studio 2は2018年11月15日に出荷予定。記事作成時点では、日本で発売されるかどうかは不明です。


◆Surface Headphones
Surfaceシリーズ初となるヘッドホン「Surface Headphones」も登場しました。

Introducing Microsoft Surface Headphones - YouTube


Bluetooth接続対応のオーバーイヤー型ヘッドホン「Surface Headphones」


左右にタッチ操作対応のダイヤルを備えます。


Surface Headphonesはアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。


左側のダイヤルを回すことで、ノイズキャンセリングの強さは13段階から変更可能だとのこと。


Surface Headphonesは、耳から外すだけで音楽をストップし、装着すると音楽をリスタートする「Automatic pause/play」機能に対応します。


Surface HeadphonesはSurface端末に最適化が図られたヘッドホン。「Hey, Cortana」による、コルタナの操作も可能です。


右側のダイヤルを回して音量をコントロールでき……


側面のタッチパッドをタップすることで、Skypeなどのコールに応答することも可能です。


Surface HeadphonesはSurfaceシリーズに最適化されているものの、他の端末でもノイズキャンセリング機能付きBluetoothヘッドホンとして使えます。Surface Headphonesは349ドル(約4万円)で2018年内発売予定。記事作成時点で日本で発売されるかどうかは不明です。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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