マクドナルドで「洗剤入りコーヒー」が妊娠8カ月のお母さんに提供されるハプニングが発生
By Mike Kalasnik
妊娠8カ月のお母さんがマクドナルドのドライブインでカフェラテを購入したところ、なんとミルクのかわりに洗剤が入った飲み物を渡されてしまうという事件が判明しました。
EXCLUSIVE UPDATED: Pregnant Lethbridge mom says she was served cleaning chemical instead of a latte at McDonald's | lethbridgenewsNOW
https://lethbridgenewsnow.com/article/613041/exclusive-pregnant-lethbridge-mom-says-she-was-served-cleaning-chemical-instead-latte
McDonald's serves pregnant Canadian cleaning fluid latte - BBC News
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-45037850
この問題は、カナダ南西部のアルバータ州にあるレスブリッジという都市で発生したもの。妊娠32週めで3人目の子どもを身ごもっているサラ・ダグラスさんが自動車を運転してドライブスルーを訪れ、カフェラテを注文した時に事件が起こりました。その時の様子をサラさんが以下のムービーで語っています。
2018年7月29日(日)の朝、息子を野球トーナメントの試合に送り届けるために車を運転していたサラさんは、6時45分頃に市内のマクドナルドに立ち寄りました。ドライブスルーでカフェラテを注文し、ごく普通に商品を受け取ったサラさんはそのまま高速道路へと向かいました。
高速道路に入ったサラさんが買ったばかりのカフェラテを一口飲むと、直後に大きな違和感に襲われたといいます。「薬品の味がしました」というサラさんはすぐに車のハザードランプを点けて停車。口に入ったカフェラテのようなものを吐き出して、車の中にあった水で口をゆすいだそうです。
その後、サラさんはすぐにマクドナルドに戻って事情を説明。そして「カフェラテマシンのミルクが流れるラインに洗剤の容器がつながったままになっていた」ということが判明。フランチャイズ店のオーナーであるダン・ブラウン氏はメディアの取材に対し、「当日、マシンはいつものように朝の洗浄が行われていました。しかし残念なことに、このお客様のドリンクを作っていた時点で、洗浄に使った洗剤の容器がミルクのラインにそのままつながった状態になっていたことが判明しました」と説明しています。
写真を撮り忘れたというサラさんですが、その時に手渡されていた液体はカフェラテのようなアンバー色ではなく、水っぽい、茶色い見た目だったとのこと。店舗に戻って事情を店員に伝えると、対応した店員からは「替わりのものをご用意しましょうか?」と尋ねられたそうですが、サラさんはそれを拒否。その時間帯の責任者が対応したものの店長が不在だったため、電話番号をサラさんに伝えたそうです。
サラさんはその後、救急の番号に電話をかけて診察を受け、中毒事故管理センターへと送られました。幸いにも洗剤入りコーヒーによる影響はなく、おなかの中の子どもも無事だったとのこと。サラさんによると、正常なカフェラテとは「見たらすぐわかる」ほどの違いがあったそうで、今後の再発防止策とスタッフ教育の強化を求め、フランチャイジーのブラウン氏も対応を約束しているとのことです。
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