ワールドカップで話題になったファウルを受けたサッカー選手をマネする「ネイマールチャレンジ」が世界中で大流行

2018 FIFAワールドカップ ロシアで初導入されたVARや、ピッチ脇に無数に配置されたカメラにより、反則されたふりをして審判を欺く「シミュレーション」などが厳しく判定されるようになっています。「シミュレーション」は、審判および観客を欺く行為であるとして何かと問題に挙がる行為ですが、試合中に行われる悪質なタックルで大ケガをしてしまう選手もおり、そういったタックルなどから自身の身を守るために大げさにファウルをもらったフリをする選手がいるというのも事実です。しかし、ワールドカップという世界中が注目する舞台で過度なシミュレーションを披露してしまったブラジル代表のネイマール選手。その様子は世界中のTVで流れることとなり、ネイマール選手のシミュレーションをマネする「ネイマールチャレンジ」が世界中で流行してしまうという予想外の事態となっています。
Have you completed the #NeymarChallenge yet?
https://mashable.com/2018/07/07/neymar-challenge-global/
「ネイマールチャレンジ」は、ブラジル代表のネイマール選手が試合中にみせたシミュレーションを世界中が目撃したところから始まります。例えばブラジル対メキシコの試合では、プレーと直接関わりのないシーンで以下のようなシミュレーションを行い話題を集めてしまいました。
その結果、少年サッカークラブなどで「ネイマール!」のかけ声ひとつで大げさに倒れて痛がるフリをする練習がスタート。
Practicing "The Neymar" - YouTube
TwitterなどのSNS上では、「#NeymarChallenge」というハッシュタグでネイマール選手のシミュレーションをマネする行為が大流行することとなっています。
小さな子どもも「ネイマール」の一声でコロコロ転がります。
賢いわんこもパタリと倒れます。
「ネイマール」のかけ声で大勢の人々がバタバタと倒れていく爽快な(?)ムービー。
サッカーフリークにとっては世界の共通言語のひとつになりつつあるのかも。
ちょっと触れただけで倒れるというシミュレーションを、老若男女がさまざまなシチュエーションで再現。
日本でもネイマールチャレンジが流行中で、ラテアートで表現したり……
「デジモンアドベンチャーのOPでネイマールを転がしてみた」なるムービーが登場したりと、何かと話題を集めています。
デジモンアドベンチャーのOPでネイマールを転がしてみた - YouTube
なお、ワールドカップ開催に合わせて南アフリカのケンタッキーが公開した以下のTVCMもネイマールチャレンジと合わせて大きな反響を呼んでいます。
ワールドカップで何かと話題な「痛がるフリをするサッカー選手」を揶揄したケンタッキーのTVCMが大人気 - GIGAZINE

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