甘くフワフワのエッグクリームをしっかり混ぜて飲む「エッグコーヒー」をCAFE GIANGで飲んできた
ベトナム発祥の甘味と苦味のバランスが絶妙のコーヒー「エッグコーヒー」を飲めるお店が横浜の中華街にある「CAFE GIANG」です。ベトナムからコーヒー豆を輸入していて、地元で72年愛されているという味が楽しめるとのことだったので、飲みに行ってきました。
横浜 中華街でエッグコーヒーが飲めるカフェ CAFE GIANG(カフェ ジャン)
https://cafegiang.co.jp/
横浜・中華街の入口にある朝陽門の前に到着。
朝陽門をくぐると道が左右に分かれるので、右手側に沿って進むと……
こんな看板が登場
この黄色いお店が「CAFE GIANG」
お店は2階建てで、1階はこんな感じ。
お茶はセルフサービス。階段下に用意されています。
メニューは、メインの「エッグコーヒー」(ホット:480円/アイス:520円)のほか、コーヒーではなく抹茶を使った「エッグ抹茶」(480円)、ビールを使った「エッグビール」(680円)などがあります。フードメニューは「バインミー」(520円)。
今回はホットのエッグコーヒーとアイスのエッグコーヒー、両方注文してみました。
エッグコーヒーは、上の方に甘いエッグクリーム、下の方にベトナムコーヒーと2層構造になっているので、スプーンを使ってしっかり混ぜて飲みます。
コーヒーカップがコーヒーソーサーとは違うガラスの皿に入れられていますが、この皿にはお湯が張ってあって、コーヒーが冷めにくくできています。
エッグクリームは卵の風味と甘味がとても強いクリーム。一方、沈んでいるベトナムコーヒーはしっかりとした苦味のあるコーヒーなので、混ぜることで、甘味と苦味が混ざり合った絶妙なバランスを形成します。……が、うまく混ぜるのはなかなか難しく、「混ぜ」が足りないまま飲むと主にエッグクリームを先に飲んでしまって、苦いコーヒーが残るので、飲むたびに細かくかき混ぜてください。
一方、エッグコーヒーのアイスは、コーヒーの底にさらに練乳が加わります。うまく混ぜられているかどうかが横から見てわかる上に、ストローの位置でどの部分を吸い込むか調整できるので、バランス良く飲めます。アイスになることでコーヒーの苦味が強まっているような印象です。
フードメニューの「バインミー」も注文してみました。おおよそiPhone Xと同サイズで、意外と大ぶりという印象を受けました。
北京ダック肉、チャーシュー、パクチーや野菜をサンドした品で、甜麺醤(テンメンジャン)ソースとスイートチリソースを選べます。今回は甜麺醤ソースを選択。甘口の「北京ダックサンド」といった感じで、ボリュームはかなりのもの。コーヒーとセットで注文するとお腹いっぱいになります。
ちなみに、CAFE GIANGによれば、エッグコーヒーは第二次世界大戦後の1946年、牛乳が手に入りにくかったことから、カプチーノを牛乳の代わりに卵で代用して作ったのがはじまりだそうです。考案したのは5つ星ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロボール」のバーテンダーを務めていたグエン・バン・ザン氏で、その後、ザン氏の息子であるグエン・トリホアン氏が受け継ぎ、72年にわたって愛されてきたメニューだとのこと。
ビールやココアなど、その他の組み合わせだとどんな味になるのかはかなり興味深いところです。
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