「マリオの乳首問題」や「キノピオのアレは頭なのか帽子なのか問題」について小泉プロデューサーが回答
発売前から「今回のマリオには乳首がある!」ということで大きな話題を呼んだNintendo Switch向けゲームの「スーパーマリオ オデッセイ」ですが、プロデューサーの小泉歓晃さんがニンテンドーアメリカのYouTubeチャンネル上で公開されたムービーの中でプレイヤーから寄せられた質問に回答しており、乳首問題などについて言及しています。
Super Mario Odyssey Dev. Talk - ft. Mr. Koizumi - YouTube
マリオ風の真っ赤な衣装に身を包んだ小泉プロデューサーが登場。さっそく「スーパーマリオ オデッセイ」プレイヤーから寄せられた質問に答えていきます。
ひとつ目の質問は「なぜマリオには乳首があって、おへそはないの?」というもの。
「最初からこの質問?」と小泉プロデューサーは笑いながら、マリオの乳首にこれほど大きな反響があるとは考えていなかったそうで、とても驚いたとしています。また、同時にマリオの「へそ」も話題になっていたことから、「それなら次回作おへそつけちゃお、みたいな」とも語っています。
なお、マリオの乳首がどれくらい話題になったのかは、以下の記事を読めばわかります。
「マリオの乳首」にかつてないほどの注目が集まる - GIGAZINE
続いての質問は、「キノピオの頭部は帽子なのか頭なのか?」というもの。これは多くの人が疑問に思うことらしく、海外やYahoo!知恵袋でも取り上げられることがあります。
数々のマリオシリーズをプロデュースしてきた小泉プロデューサーによると、キノピオの頭部にあるアレは頭とのこと。「中に何が入ってるかな~と想像してください」と意味深な発言も。
「ゲームの中でファンが簡単に見つけると思ったのにまだ見つけられていないものはありますか?」
こういったものを見つけてもらうためにもゲームをプレイしてほしいとのことで、「ここで言っちゃったらもったいない」とコメント。
「マリオとピーチ姫およびポリーン市長の関係について説明できますか?」
これには「3人の中だけにしておいてください」と、3人のプライバシーを尊重するコメントが飛び出します。
「他のゲームの要素をスーパーマリオ オデッセイに登場させるかをどうやって決めたのですか?」
スーパーマリオ64だけでなく、過去のマリオシリーズからさまざまな要素を採用しているのが今回の「スーパーマリオ オデッセイ」です。何のどの要素を採用するかはスタッフと議論して決めていったそうですが、スーパーマリオ64は3Dマリオの原点たる存在なので、「結構大事に扱って今回多めに使うことにしました」とのこと。
「ビーチバレーでのハイスコアはどれくらい?」
「海の国 シュワシュワーナ」のビーチで挑戦できるミニゲームの「ビーチバレーチャレンジ」ですが、小泉プロデューサーは「頑張って100回やりました。結構ギリギリでした」と語っており、なかなかに苦戦したことがうかがえます。
「あなたのチームの誰がノコノコレースで最速ですか?」
いろいろな国でチャレンジできるミニゲームの「ノコノコレース」ですが、開発チームのプログラマーが速かったとのこと。ただし、ゲームがリリースされてからは世界中のプレイヤーがノコノコレースに挑戦しており、「やっぱり世界で遊んでる人たちの方が全然うまいので」と語っています。
「ファンはコインを見つけることで、未知の隠された領域などに遭遇しています。開発チームがこれらすべての領域を見つけるのは難しいのですか?それとも楽しかったですか?」
開発チームはゲームのデバッグ時に「思ってもいないところに行けてしまった」という報告を多数受けたそうで、そういった思いがけない場所まで冒険してくれるデバッガーのために、より複雑な場所にコインを置くようになっていったとのこと。小泉プロデューサーは「(コインを)置く人は結構大変だったと思うんですけど、でも『こんなところに行けるのか』という発見があってとても良かったと思います」と、開発チームとデバッガーの連携によりゲームに奥行きが増していったことを明かしています。
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