「チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る」、ネタにしたくなる写真と話が山盛りのすごすぎる旅行記


自転車で世界各国を巡る周藤卓也@チャリダーマンの150カ国の足跡が電子書籍になった「チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る」がAmazonにてリリースされました。これまでのGIGAZINEでの世界一周時の連載をまとめたものになります。文字のサイズやフォントを自由自在にスマホ・PC・タブレットで変更できるフロー型を採用しているので、自分の好みの表示方法・文字サイズで心ゆくまでじっくり鑑賞・読書が可能です。

チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る 上巻 (GIGAZINE) | 周藤卓也, GIGAZINE | 海外旅行 | Kindleストア | Amazon


チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る下巻 (GIGAZINE) | 周藤卓也, GIGAZINE | 海外旅行 | Kindleストア | Amazon


ついでに「未来への暴言」も無料でダウンロード可能にしておきました。

GIGAZINE 未来への暴言 | 山崎 恵人, GIGAZINE | ノンフィクション・伝記 | Kindleストア | Amazon


◆世界のチャリダーマン、写真山盛り

「百聞は一見にしかず」とはまさにこのこと、あちこちに行きまくっているため、チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走るではなんと実に1万2000枚以上の写真を収録。単なる旅行記というレベルを超え、むしろ写真集という感じ。昔の旅行記でよくある「一体どんな光景だったのだろう?」という部分が余すところなく写真で確認できるので、リアル感は尋常ではありません。古い旅行記だと印刷の都合で写真がモノクロになっている場合もありますが、チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走るではすべてフルカラーで収録しています。

尋常ではない臨場感の例その1


尋常ではない臨場感の例その2


尋常ではない臨場感の例その3


こういった光景がこれでもかこれでもかと続くので、ぼーっと眺めているだけでも世界旅行気分でトリップできます。

◆旅行好きでない人が読んでも面白い旅行記

「あまり観光に興味はない」という場合でも大丈夫。よくあるような名所や名物巡りではない本当の真にリアルな世界を垣間見ることができます。

北欧ではトナカイが舗装路を堂々と歩いているのに遭遇


タンザニアではゾウの群れの横を通過。通常の感覚ではありえない、異世界がそこに広がっています。人に話したくなるのはもちろん、空想がグリグリと刺激される感覚が味わえます。野生動物に出会う感覚というよりも、草むらでモンスターに遭遇するファンタジーのイメージが沸き立つはず。


新しい地を訪れる際に恒例となる、安宿情報も面白いところ。旅行になじみがない人はもちろん、観光でもあまり触れることのないリアルさ。


もちろん、旅で出会うのは楽しい・面白いことばかりではありません。アジア人への差別的な言葉を投げかけられたり、国境で通行量を不当に取られそうになったり、強盗に遭遇したり。それらすべて含めて、確かな「異世界」がそこにある様は、旅行には興味がなくてもさまざまなアイデアの宝庫です。誰かに話したくなるだけではなく、海外を舞台にした物語は当然のこと、ファンタジー世界を構築してみたくなるほど創作意欲をかき立てられます。

もちろん、自転車で世界一周する旅行記としても楽しめます。チャリダーマンの行程はありきたりな観光からはほど遠く、一日一日をそれぞれの地で「生活」する、地域に強く密着したもの。旅行が好きな人は「こんな場所にも行ってみたい」「こんな海外の楽しみ方があるのか」と感じることができるはず。

幻想的な景色のウユニ塩湖は観光スポットとしても人気ですが、チャリダーマンともなるとそこにテントを張って一晩を過ごします。


食べ物、飲み物の特集も魅力的。一目でうまいとわかるガツンとした肉やみずみずしいフルーツはもちろん、そこでしか食べられない驚きのメニューの数々には好奇心がとまりません。「リャマ肉」とは、どんな味なのか。


モンゴルで遊牧民ライフ体験なんてことも。海外旅行にはあまり興味がない人でも、心がざわざわと揺らめいてくるはず。


旅行へ行きたくなる気持ちを刺激する魅力もさることながら、とにかく美麗ですてきな写真が目を引きます。雄大な自然、広大な景色、人々の笑顔、珍しい野生動物たち、チャリダーマンの旅行記は美しく輝く写真で満ちています。


ペンギンやゾウ、ブタやラクダなど、日本ではそう簡単に近所で遭遇できない野生動物たちや、地域によってはあふれるほどいるネコ特集など、動物好きにはたまらない写真も数多くあります。


◆教科書だけでは得られないリアル教養

チャリダーマンが走るのはきらびやかな観光地だけではありません。チャリダーマンが伝えるリアルな生活空間には、考えさせられるものも数多くありました。経済救済案が賛否を呼んだ2010年のギリシャにおける傷つけられたガラスや落書きだらけとなってしまった首都アテネの様子。


経済危機の末に自国通貨が失われたジンバブエでは、シワシワの米ドルが使用されているのだとか。買い物の際に「1ドルでトマト2個、玉ねぎを3個」と言われるというエピソードも興味深いものがありました。


アメリカ合衆国初の黒人大統領バラク・オバマは、アフリカ各地グッズが愛好されるほど人気なのだそうです。これも、教科書だけではわからないリアルな反応。グッズのほとんどが肖像権などを無視した中国企業の製品というオチも含めて、現実世界の本当の姿が垣間見えてくるという、まさに「知られざる興味深さ」です。


チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走るには文章が多めの教養がさらに深まっていく内容も多数あります。実際に世界を回り、各地の生活に触れたチャリダーマンの考えは、新たな視点で考えさせられるものも多く、読み応えあり。


◆約1万2000枚の写真という物量が実にすさまじい

以下のスクリーンショットは編集途中に画像変換のために途中経過をまとめたもので、左下に合計ファイルサイズが計算されており、約1万2000枚の画像ファイル数、そして総合計ファイルサイズは2.5GBに到達しているのがわかります。Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングの公式マニュアルによると「アップロードできる電子書籍の原稿ファイルの最大サイズは 650 MB です」とされており、このまま単純に電子書籍化すると三部作どころか四部作になりかねません。これをいろいろゴニョゴニョしていき、なんとか上巻・下巻の二部構成までまとめあげた、というわけ。


これでもAmazonとしては2014年以前より制限がかなり緩くなっており、2014年5月以前の変換前アップロードサイズは50MB、画像ファイルの最大ファイルサイズは127KBでした。つまり、今回のチャリダーマン 自転車旅行男・世界を走るは技術の進歩によって実現したものであり、ある意味、AmazonのKDP上の仕様限界に挑んでいることになります。

写真の枚数がスゴイというのはわかりますが、では実際に一体何ページ分の分量になるのか?というのも最終版完成直前にざっくり見積もってみました。Kindle Fire HDの標準設定で表示してみると、紙の本では263ページある「未来への暴言」が「3122」。


チャリダーマンの上巻は「13003」。Kindleの「ロケーション」はページ数とは異なりますが、単純に計算すると紙の本で1000ページほどあるということになります。


下巻も「12769」とかなりの量なのでほぼ同等。紙の書籍で考えると2000ページ近くあり、かなりお得な超ボリュームだと感じられるはず。


というわけで、「チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る」は以下からゲット可能です。

チャリダーマン 自転車旅行男・世界を走る 上巻 (GIGAZINE) | 周藤卓也, GIGAZINE | 海外旅行 | Kindleストア | Amazon


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