「サンタ学校のハーバード」と呼ばれる名門Howard Santa Schoolでは何が行われているのか?
1937年に創設され、2017年で80周年を迎える「Charles W. Howard Santa School」は世界で最も古い歴史を持つサンタ学校であり、名門ハーバード大学にちなんで「サンタ学校のハーバード」と呼ばれています。一体このサンタ学校の中ではどのような授業が行われているのか、どうやれば公式にサンタになれるのかなどがよくわかるムービーが公開中です。
The Harvard of Santa Schools - YouTube
白いヒゲを生やした集団
どこから見ても明らかに……
サンタクロースです。
「彼らの心は子どものままです。楽しいことや笑うこと、それらで人を幸せにすることを何よりも愛しています。だからここに来ているのです」ということで、普段はなかなか目にしない、サンタクロース集団の姿が映し出されました。
倉庫の中でヨガを行うサンタや……
トナカイを輸送中のサンタ
買い物カートで移動中のサンタもいます。なぜサンタになることを決めたのか?と尋ねると、多くの人は「子どもでいることが楽しいから」と答えるとのこと。ふたたび子ども時代を生きるために、サンタクロースになるという決断をするようです。
舞台に上がろうとする男性と女性。
この2人がCharles W. Howard Santa Schoolを運営しているHolly ValentさんとTom Valentさんです。
普段は一般男性の姿をしたValentさんですが……
口ひげを装着し……
かつらを手に取ります。
かつらをかぶり、丁寧に髪を整えていきます。
するとサンタクロースに早変わり。「フォッフォッフォ」という笑い声も年季が入った「まさにサンタクロース」という感じの響きです。
Charles W. Howard Santa Schoolは1937年に創設され、2017年で80周年を迎えます。世界で最も古くから運営されるサンタ学校であり、いわば「サンタ学校のハーバード」
当時の写真はこんな感じ。
そして、以下の画像に写る建物がアメリカ・ミシガン州にあるCharles W. Howard Santa School。
Charles W. Howard Santa Schoolでは口ひげの保ち方や……
メイクアップ講座
「ホーホーホー」という声の出し方
おもちゃの作り方など、さまざなまことを学びます。
ポーラー・エクスプレスに乗った時の気分を体験することもあります。
以下はソリの飛ばし方を練習しているところ。
「サンタは健康でなければならない」という信条のため、ダンスのレッスンも。健康でアウトドアタイプの人ではないと、サンタは務まらないそうです。
「SC」とロゴの入った指輪をはめるサンタ。子どもたちは「サンタクロースが自分のもとを訪れた」というたった1度の経験を生涯忘れないため、サンタたちはこれら全ての技術を身につけ理想的なサンタになる必要があるわけです。
Charles W. Howard Santa Schoolが作られた当時、生徒の数は1年あたり3~4人、多い時で15人ほどでしたが、2017年は214人もの生徒が世界中から集まりました。
アメリカはもちろんのこと、20人はカナダの生徒で……
3人はデンマークから。
1人はノルウェーから。
ドイツから来た生徒もいました。
生徒たちは仲間意識が強く、互いに学び合い教えあい、経験したことを話し合い、Charles W. Howard Santa Schoolはまるで家族のように機能しているそうです。
「私たちは人を幸せにするサンタになりたい。だから、私たちは集まった時に互いを幸せにするんです」
「学校を卒業したサンタにはクリスマスの精神や、学校にあふれているような愛、楽しみなどを広め、子どもたちやその家族へと渡していって欲しいと考えています。もしあなたが誰かに楽しい気持ちを与えたのならば、それは2倍になって返ってくるのですから」とValentさんは語りました。
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in 動画, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article What is going on in prestigious Howard S….