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RPG風に仕事内容と業界動向・平均給料がまるっとわかる「日本の給料&職業図鑑 業界別ビジネスマンSpecial」


「一億総かっこいい」をコンセプトとして、「資本主義の世界」で戦う企業戦士のお父さん・お母さん・お兄さん・お姉さんをたちを「RPG」風にかっこよく表現して、給料と職業を解説したものが、「日本の給料&職業図鑑 業界別ビジネスマンSpecial」です。2016年1月に登場した「日本の給料&職業図鑑」、2016年7月に登場した「日本の給料&職業図鑑 Plus」に続く第3弾で、「自動車メーカー社員」や「総合重機系メーカー社員」などの日本経済を支える職業や「ドローン操縦士」「行司」まで、幅広い職業について、仕事の特徴や平均給与、業界の特色、歴史的背景などを知ることができます。

これが「日本の給料&職業図鑑 業界別ビジネスマンSpecial」。大きさは21×15cmです。


全189ページで厚さは約1.5cmほど。


職業ごとにイラスト、職業名、職業の紹介、年代別の平均給料と日本の平均との比較、平均給料がステータスのように書かれています。


「日本の給料&職業図鑑 業界別ビジネスマンSpecial」は、給料BANKに掲載している職業から、150種を取り上げジャンルごとに章分けしています。目次は以下のとおり。

◆第1章 自動車・機械系/運輸・物流系
◆第2章 食品・農業系
◆第3章 外食・流通系
◆第4章 情報通信・印刷・インターネット系
◆第5章 娯楽・エンターテインメント・メディア系
◆第6章 金融・法人サービス系
◆第7章 生活用品系
◆第8章 生活・公共サービス系/建設・不動産系
◆第9章 その他の職業

第1章の最初のページは両手両足に車輪を装備し、重厚そうな甲冑に身を包んだ「自動車メーカー社員」。


「人生における命題は、『どんな車に乗るか』である」と哲学的な言葉から始まります。


イラストの右下には、自動車メーカーの特徴が書かれていて、トップクラスのメーカーになれば、街まで作ってしまうほどの力を有し、日本が誇る企業の王者と称されています。


右側のページには、自動車の誕生から普及までの歴史が書かれた「自動車業界の起源」と……


「平均給料」も書かれています。自動車メーカー社員の平均給料は日本の平均より高い46万円。基本的には年功序列制で年を重ねるごとに給料がアップするようです。


さらに、その下には日本での「自動車業界の動向・歴史的背景」と「自動車業界の規模・特色」が書かれていて、業界のことをまったく知らない人でも詳しく詳細がわかる内容になっています。


ページをめくると、「自動車業界の慣例」として、祝日がないことや作業効率を上げるため「カイゼン!カイゼン!」と常に無駄を探し続けているとのこと。また、「自動車業界に向いているタイプ」は高い学力を持っていて、他社に負けない新しい技術を開発したり、理想のデザインを追究し続けるチャレンジ精神が求められているようです。「自動車業界に関わる職種」には、車内のインテリアをデザインする「カーデザイナー」や「整備士」「自動車組立工」などが挙げられています。「不足する整備士」として日本国内の整備士人口が減り続けていることが問題になっているなど、業界全体の課題についても取り上げられていて、就職などで職種研究や業界研究に使える内容が書かれています。


他の職業も見ていきます。「業界のドワーフ」こと、モノづくり日本を支える職人が集結している「総合重機系メーカー社員」。ミスや事故などで命に関わることがあるため、手先が器用でまじめな人が向いているとのこと。平均給料も日本の平均より高いです。


領空界の覇王こと「航空会社社員」。時間厳守・安全第一を常に考えているため、「遅延」「不具合」という言葉に敏感なんだとか。平均給料は38万円で日本の平均給料を上回っています。


日本の血管でもあり、経済の動脈とも言われる「鉄道会社社員」は乗客のけんかや急病人、人身事故など日々トラブルに遭遇するので、大抵のことに動じなくなるのだそうです。平均給料は日本の平均より若干高い程度。


第2章「食品・農業系」には、最初に「食品メーカー社員」が登場。食品業界は、髪の毛1本の混入が倒産につながることもあり、衛生管理を徹底しています。このため、目以外を覆った格好となり、誰が誰かわからないことがあるようです。訓練すればハンドサインと目の動きだけで、意思疎通がとれる特殊スキルを習得できるとのこと。平均給料は日本の平均より高い43万円。


神聖な食物「五穀」の1つである「お米」を精製するジョブ「コメ農家」。機械化や農薬・化学肥料の普及で労働時間が短くなっているものの、1年に1回しか収獲できず、自然条件にも大きく左右されるため、専業農家は減ってきているとのこと。また、米穀店以外にスーパーやコンビニなどと直接契約を結んで、産直販売を行ったり、インターネット販売を行う農家が増えているようです。平均給料は41万円ですが、年代別で給料の上下はありません。


第5章「娯楽・エンターテインメント・メディア系」のトップを飾るのは「レジャー系企業社員」。恋や絆、不安を取り除くなど、さまざまな魔法を使いこなす「妖精」と呼ばれる社員が所属しているとのこと。平均給料は33万円ですが、大手と比べると地方の施設では給料が低い傾向にあるようです。


「ドローン操縦士」はドローン操作とカメラワークを同時にこなす高難度スキル「空撮」を操れることから「近空の王者」と称されているとのこと。平均給料は日本の平均と比べて、若干低めですが、さまざまな分野がドローンの採用を始めているため、今後の伸びが期待できるようです。


視覚魔法「インスタ映え」を使って、フォロワーの心をつかみ、「ハッシュタグ」を駆使して情報発信をする「インスタグラマー」。人気インスタグラマーとなれば、給料を得る機会が訪れますが、収入を得るまでの道は長そうです。


第9章「その他の職業」には、「越冬」スキルを使いこなす「南極観測隊員」や……


軍略遊戯「将棋」で対局を行い、特に優れたものには「竜王」や「棋聖」など名声を得ることができる「プロ棋士」の職業についても取り上げられています。


他には、神器「軍配」を操り、力士の潜在能力を解放する「発気揚々(はっけよい)」の呪文を使いこなす「行司」など、普段知ることができない職業についても詳しく知ることができます。


なお、「日本の給料&職業図鑑 業界別ビジネスマンSpecial」の価格はAmazonで税込1080円となっていました。

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in レビュー, Posted by darkhorse_log

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