かき氷だという事実を忘れる濃厚カカオのムースっぽい「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」などを「ホットモンスター」で食べてみた
どんどん気温も下がってきてこれから冬真っ盛りという時期になってきましたが、こんな季節に食べるアイスは背徳感も相まって極上の味わい。創業から190年以上の歴史を持つココアの老舗「バンホーテン」と台湾発のかき氷専門店「アイスモンスター」がコラボしたコラボカフェ「ホットモンスター」が、アイスモンスター表参道店とグランフロント大阪店で2017年11月7日(火)から2018年2月28日(水)までの期間限定で営業しています。バンホーテンとアイスモンスターがコラボして生まれた「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」「フローズンフルーツフォンデュ」、さらにバンホーテンのスイーツ付きココアドリンクを食べてきました。
「ICE MONSTER」が「HOT MONSTER」に?! バンホーテンとICE MONSTERの期間限定コラボレーション カフェがオープン!
http://vanhoutencocoa.jp/
バンホーテンとアイスモンスターのコラボカフェ「ホットモンスター」に到着。
店舗の前には「ホットモンスター」で提供される「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」「フローズンフルーツフォンデュ」「ココア各種」の看板が飾られています。
店内に入ると、入り口付近にバンホーテンの瓶をかたどったオブジェが置かれていました。
レジの前にはバンホーテンココアのおみやげがズラリ。
テーブルに敷かれた紙にも「HOT MONSTER」の文字。
まずは「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」(税込1880円)を注文。アイスモンスターの店舗でおなじみの、巨大かき氷機でココアアイスを削っている様子が見られました。
注文してから10分弱で「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」が到着。
ココアのかき氷の頂上にイチゴシャーベットがのせられており……
側面にはカットされたイチゴがびっしりと並んでおり、イチゴの上から練乳とイチゴソースがかけられています。
器の下の方にのっていたのは、杏仁豆腐のムースでした。
驚いたことに、「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」はiPhone Xとそれほど変わらない高さ。相当なボリュームです。
かき氷には「VAN HOUTEN」のロゴが入ったチョコレートが刺さっていました。
早速すくって食べてみると、ジューシーなイチゴの酸味がココア感たっぷりのココアのかき氷が持つ甘さとシナジーを生み出しています。側面にかけられているイチゴソースは酸味がやや強め。
ココアのかき氷は単にココア味のシロップがかけられているというわけではなく、チョコレートアイスなのではないかと思うほど濃厚なカカオの風味が味わえます。かき氷で連想するザクザク感がなく、口の中でゆっくりとろけていくのは、まるでココアムースを食べているかのような感じ。かき氷であるということを失念しそうになりますが、ゆっくり食べていると溶けてスプーンからこぼれてしまうので、注意が必要です。
イチゴのシャーベットはさっぱりとしていて、甘いココア味が続いたころにちょうどいい口直しになりました。
「バンホーテン ハイカカオ ストロベリーかき氷」は見かけ通りかなりボリュームがあるので、小食の人は1人で食べるのも一苦労かもしれません。何人かでシェアしながら食べるのがおすすめ。
続いて注文したのは「フローズンフルーツフォンデュ」(税込1220円)。
ディップするカスタードブリュレは、店員さんが目の前で焦がしてくれました。
器に盛られたフローズンフルーツとシャーベットは山盛りになっていて、赤と黄の鮮やかな色合いは見ているだけで楽しめます。器のてっぺんに盛られているのはイチゴシャーベットとマンゴーシャーベット。その下にはフローズンされたイチゴ、マンゴー、ラズベリー、ブルーベリーが盛られています。
ソースはダークチョコレート、カスタードブリュレ、ミルクチョコレートの3種類。さらにトッピングとしてクッキークランチ、イチゴとラズベリーのドライフルーツ、アーモンドクランチの3種類が出てきました。
イチゴをディップ用のフォークで刺して……
ミルクチョコレートを思いっきりディップします。ミルク感強めのミルクチョコレートとイチゴの相性はバツグンです。
続いてマンゴーをダークチョコレートにディップ。
さらにアーモンドクランチを上から振りかけるなど、素材にソースやトッピングを自由に組み合わせることが可能。フルーツやシャーベットの量に対してソースやトッピングの量が多いので、自分が思う最高の組み合わせを見つけてぜいたくに楽しむことができます。
ラズベリーをカスタードブリュレにディップすると、表面のブリュレされてキャラメルのように部分がパリッと割れて、とてもおいしそう。食べてみるとカスタードの濃厚な風味がラズベリーの酸味と合います。
ブリュレの底にはダークチョコレートが隠されていて、フルーツを深くディップするとカスタードと一緒に味わうことができました。
濃厚で甘いカスタードと、ちょっとビターなダークチョコレートの組み合わせは非常にアリ。同行した編集部員からは「もはやディップせずにこれ単体で食べたい」という感想が出るほど。
イチゴとラズベリーのドライフルーツは甘酸っぱさが凝縮されていて、甘いソースと一緒に食べるのがベスト。
クッキークランチは紅茶の風味と言うよりもほのかな甘みが先に立ち、「オレオのクッキー部分に似てる」と感じました。
ソースとトッピングの量に対して素材の量が少ないため、食べ終わってもソースやトッピングが余ります。これ単体でもおいしいため、少しお行儀が悪いかもしれませんがソースやトッピングをスプーンですくって食べるのもアリ。
かき氷とフローズンフルーツフォンデュの後は、ココアの焼き菓子と一緒にココアドリンクを堪能します。焼き菓子とココアドリンクもバンホーテンとのコラボ限定メニューで、焼き菓子は全部で3種類、ココアドリンクは全部で6種類ありました。
焼き菓子はマドレーヌ(税込250円)、フィナンシェ(税込250円)、クッキー(税込120円)の3種類。いずれもしっかりココア色。
クッキーは普段食べているクッキーよりもしっとりとして柔らかく、食べた編集部員は「カントリーマアムより少し堅いくらい」とコメント。ココアの風味を活かした甘さとのことです。
フィナンシェも想像以上に柔らかく、食べるとまるでケーキのスポンジと錯覚しそうな食感が楽しめます。
マドレーヌも同様にスポンジのような食感がしたのですが……
こちらは中にチョコチップが入っていました。これによりフィナンシェよりもさらに甘く、カカオ感の強いお菓子になっています。
ココアドリンクは全品税込550円で、カップの側面には「VAN HOUTEN」と記されていました。
「ホットココア」は非常にスタンダードなココアドリンク。
飲んでみるとほっと落ち着く、どこか懐かしさを感じる味。カカオの苦みを残しつつも優しい甘さで全体をまとめている印象でした。
「ハイカカオココア」は表面にこれでもかとココアパウダーがまぶされていて、見るからにカカオ感が強そうです。
独特の苦みと強烈なカカオの香りがあり、大人の味という印象。苦みが強く甘みが控えめなので、午後の休憩に一息入れ、後半戦も頑張ろうといった場面で飲みたくなります。
「マシュマロココア」はその名の通り、ココアの上にマシュマロをこれでもかとトッピングしたココアドリンク。
ココアの温かさでマシュマロがとろけていて、口に含むとゆっくりとふんわりとした食感が楽しめます。
「ジンジャーココア」は表面にジンジャーのチップが浮かんでいます。
「ジンジャーとココアって合うのか……?」と半信半疑で飲んでみたものの、甘さとスパイシーさのバランスが絶妙でこれはアリ。ショウガのスパイシーさが人を選ぶかもしれませんが、体の芯からほっこりと温まるココアドリンクでした。
「ラズベリーココア」はラズベリーのトッピングが色鮮やか。
ココアの中にラズベリーソースの酸味が感じられ、ときどきココアと一緒に吸い込まれるラズベリーのフルーツ感がアクセントになっています。ラズベリーの種のプチプチという食感も面白く、デザートっぽさが強いと感じました。
「ピスタチオココア」は、ピスタチオを砕いたチップがのっていました。
飲んでみると、香りの強いピスタチオの風味がココアの香りに負けることなく感じられ、ほろ苦いバンホーテンココアの上品な味わいとピスタチオの相性はぴったり。
実際に食べる前は「この寒い季節にかき氷やアイスはパンチが足りないのでは……?」という不安もあったのですが、かき氷の味わいは非常に濃厚で冷たいのにしっかりデザート感を感じられ、フルーツのシューシーさも相まって全くと言っていいほど問題ありませんでした。なお、「ホットモンスター」の営業は2017年2月28日(水)までの期間限定となっているため、気になる人は早めに行くのがオススメです。
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