「ミルクシーフードヌードル」と「ホットミルクで作ったシーフードヌードル」を食べ比べてみた
「シーフードヌードルをホットミルクで作るとおいしい」という噂を受けて日清が「ミルクシーフードヌードル」を開発してから早10年。冬の定番商品となった「ミルクシーフードヌードル」が10周年を迎えて、2017年10月16日(月)から登場した最新バージョンでは「チーズ感をプラス」しています。10年を経てどのようにバージョンアップしたのか、原点である「シーフードヌードルをホットミルクで作る」と合わせて、食べてみました。
「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」(10月16日発売) | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/news/6470
というわけで早速「ミルクシーフードヌードル」と「シーフードヌードル」を買ってきました。
「ミルクシーフードヌードル」の原材料には脱脂粉乳やチーズ風油脂加工品などが並んでいます。
ふたをめくると「ミルクシーフードヌードル」からはチーズの香りがあふれ出してきました。こうして見比べてみると、粉末スープの違いが歴然。
ミルクシーフードヌードルはお湯を注ぐだけですが、普通のシーフードヌードルには牛乳を注ぐ予定なので、先に牛乳を加熱しておきます。
沸騰したら、シーフードヌードルに注ぎます。
「ミルクシーフードヌードル」には熱湯を注ぎ、これで3分待ちます。
3分経ってふたを開けると、シーフードヌードルのスープは真っ白でした。ホットミルクを注いだので当然の結果とはいえ、改めて普通ではない状態に衝撃を受けます。
さっそく「ホットミルクで作ったシーフードヌードル」を食べてみます。箸を入れた時点でわかるのは麺の固さ。麺の吸水率が水と牛乳で違うためだと思いますが、スープの味以前にここまで差が出るとは思いませんでした。そして、麺の固さに続いて気になるのはどろっとしたスープ。そして口に入れると「濃厚」や「クリーミー」ではなく、強烈な「牛乳」感があります。……しかし「ウッ」と思ったのは口に入れたところまで。シーフードヌードルの塩分を、巧みに牛乳が緩和していて、「意外」というのが失礼なハマり具合。牛乳が苦手なのでなければ、これは十分にアリです。今回はお湯の代わりとしてすべてホットミルクで作りましたが、お湯とホットミルクを適度に混ぜれば麺がもうちょっと柔らかくなって、よりおいしくなりそうな可能性を感じました。
さて、気を取り直して日清が開発した「ミルクシーフードヌードル」を食べてみます。ふたを開けた途端チーズの強烈な香りが漂ってきます。
先ほどのシーフードヌードルのスープは真っ白でしたが、この「ミルクシーフードヌードル」のスープの色は白ではなく、バターラーメンを思わせるような色。一口目にやや躊躇のあったシーフードヌードルとは違って、こちらは食欲が湧いてきます。
食べてみるとチーズが入っているとはいえあっさりした味で、ラーメンというより麺の入ったクラムチャウダーという表現の方が合っているように感じます。ホットミルクで作ったシーフードヌードルのスープは最後まで飲みきるのは難しかったのですが、「ミルクシーフードヌードル」の方はスープの完成度も高く、問題なくゴクゴク飲めます。脱脂粉乳などが入っているはずですが、さすが商品として出すだけの品です。
「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」は1つ税別180円です。
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