Appleが公式Instagramアカウントを開設、一体何を投稿しているのか?
Appleが公式Instagramアカウント「@apple」を開設しました。ただし、通常の自社製品を広告宣伝するための公式アカウントではないそうで、iPhoneで撮影された写真を投稿しているそうです。
Apple has an official Instagram account showcasing photos shot on iPhone | TechCrunch
https://techcrunch.com/2017/08/07/apple-has-an-official-instagram-account-showcasing-photos-shot-on-iphone/
iPhoneでは世界中で毎日1兆枚以上の写真が撮影されているそうで、それらの中から優れたものをうまくマーケティングに活用するため、Appleは「Shot on iPhone(iPhoneで撮影)」というプロモーションを行っています。開設されたばかりのApple公式のInstagramアカウントは、「iPhoneで撮影の拡張版のよう」とテクノロジー系ニュースサイトのTechCrunchが記しているように、iPhoneで撮影された優れた写真を投稿してiPhoneのカメラ性能の高さを訴えるようなアカウントになっています。
公式Instagramアカウントに投稿されている写真はAppleのために働くキュレーターがiPhoneで撮影された写真を探し、撮影者に対して「@appleのアカウントで再投稿して良いか?」を尋ねて探し出してきたものだそうです。つまり、@appleに投稿されている写真はすべて一般のiPhoneユーザーが撮影したものであり、Appleが撮影したものというわけではないそうです。
投稿されている写真はこんな感じ。写真と一緒に掲載されているキャプションでは写真撮影者の紹介がされています。
写真以外にムービーも投稿されており、この中では1度に複数枚の写真を紹介しながら、写真の撮影者にインタビューしています。ムービーに使用されているBGMは「Humans of New Yorkっぽい」とTechCrunch。
さらに、公式Instagramアカウントの説明欄に「#ShotoniPhone」と記している通り、ユーザーがハッシュタグを使うことでプロモーション活動につなげていこうという意図をAppleが持っているのは明らか。
なお、@appleはAppleにとって初のInstagramアカウントではありません。Apple初のInstagramアカウントはApple Musicのプロモーション用アカウントである「@applemusic」で、このアカウントは230万人ものフォロワーを持っています。
投稿されている写真は誰が撮影したものかわかるようになっているので、「iPhoneのカメラでこんな写真が撮れるのか!」とインスピレーションをガンガン刺激されるようなアカウントになっています。
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