クリームチーズ入りのタルトカップを店舗で焼き上げるフロマージュ・テラの「とろとろ焼きカップチーズ」などお土産にぴったりなチーズスイーツ全種類を食べてみた
東京駅からすぐにアクセスできる「京葉ストリート」には、ちょっとしたお土産に最適なスイーツなどを取り扱うさまざまなお店が集っています。そんなスイーツ店の中に、タルトカップにクリームチーズを流し入れ、注文してから焼き上げる「とろとろ焼きカップチーズ」などのチーズ系スイーツを提供するチーズケーキ工房「フロマージュ・テラ」があるということで、一体どれほどのクオリティなのかスイーツ全種類を買って食べ比べてみました。
チーズケーキ工房 フロマージュ・テラ fromage terra
http://www.terraconfect.tokyo/fromageterra/
チーズケーキ工房「フロマージュ・テラ」は、東京駅構内の「京葉ストリート」の中にあります。
フロマージュ・テラに到着
焼きたての「とろとろ焼きカップチーズ」のほかに、ウェブサイトには載っていなかった「とろとろ焼きカップチーズ キャラメルショコラ」もありました。
というわけで販売されていた全商品を購入してきました。
ゲットしたのは右から「とろとろ焼きカップチーズ」「とろとろ焼きカップチーズ キャラメルショコラ」「ぷるぷるチーズプラトー」「さくさく焼きチーズケーキ」
焼きカップチーズはこんな感じの箱に入っています。
消費期限は要冷蔵で2日間です。
フタを開けるとこんな感じで焼きカップチーズが入っていました。3つでも6つでも同じ箱のようなので、お土産にする場合は6個入りにした方が見栄えが良さそうです。
まずは「とろとろ焼きカップチーズ」(税込216円)から。
外側まで食べられるタルトカップにクリームチーズを流し入れて焼き上げています。
食べてみると、タルトカップのサクっとした食感の後に、クリームチーズがとろーりと口の中に広がります。クリームチーズは濃厚なコクがありつつも程よい酸味があり、タルトのバターの風味ともよく合っています。フォークいらずで渡したその場で食べられるので、自分で食べるのも良し、お土産にするのも良しというスイーツになっています。保存は要冷蔵なので、冷やして食べるとまた違った風味が味わえそう。
次は見た目も華やかな「とろとろ焼きカップチーズ キャラメルショコラ」(税込302円)。
食べてみると、カップの上に盛りつけられたチョコレート部分は上品な甘みと程よい苦みがあり、このチョコレートだけでも食べてみたいほど。
クリームチーズ部分は表面がキャラメルになっており、ノーマルのとろとろ焼きカップチーズとは違った香ばしさがあります。チョコレートとクリームチーズの組み合わせはめちゃくちゃ相性がよく、見た目もさることながらスイーツとしてもレベルの高い仕上がり。
次は「さくさく焼きチーズケーキ」(5個入り/税込648円)です。
原材料には砂糖・卵・バターやナチュラルチーズ、プロセスチーズなどが使われています。
焼き菓子なので賞味期限は2カ月くらいありました。
開封してみると、何やら説明が書かれた紙が入っています。
「さくさく焼きチーズケーキ」は単なるクッキーではなく、クリームチーズなどを混ぜ合わせたパウンドケーキをスライスし、一晩かけて乾燥させたものにパルメザンチーズと塩を少し散りばめたお菓子とのこと。
それぞれのさくさく焼きチーズケーキは個包装されているので分けやすそう。
開封すると、パルメザンチーズの香りがぶわっと感じられます。
こんな感じの三角形の焼き菓子で、スライスしたチーズをイメージしているそうです。表面にはザラザラしたパルメザンチーズがかかっています。ボロボロとこぼれやすいので要注意。
裏面はこんな感じ。
食べてみると、ラスクとクッキーの中間くらいのサクサク感で、口の中でほどけるような優しい口溶け。食べた後は香ばしいパルメザンチーズの香りが漂い、チーズの旨味、パウンドケーキの甘み、ほのかな塩気が一体となり、ワインと一緒に食べたい味わいです。甘みはかなり控えめなので、「甘いものは苦手だけどチーズが好き」という人に喜ばれそう。
最後は「ぷるぷるチーズプラトー」(3個/税込972円)
ぷるぷるチーズプラトーは全3種類で、それぞれ原材料が異なります。
賞味期限は約3カ月だったので、フロマージュ・テラで一番日持ちするスイーツとなっています。
カパっとフタを開けると、さくさく焼きチーズケーキと同じく紙が入っていました。
「チーズプラトー」とはフランス語で「チーズを盛り合わせた飾り皿」という意味で、「マスカルポーネチーズ」「モッツァレラチーズ」「リコッタチーズ」と異なるチーズの味わいが楽しめるスイーツとなっています。
中身はこんな感じで、ミニカップに入ったチーズプラトーがひとつずつ入っています。
まずは「リコッタチーズ」から。
一口食べると、乳清を原料とする脂肪分の少ないリコッタチーズらしく、酸味が効いていてさっぱりした味わいです。生クリームとはちみつを加えているとのことで、ほどよくクリーミーな風味と甘みが感じられ、夏に良さそうなスイーツとなっています。
続いて「モッツァレラチーズ」へ。
モッツァレラチーズ特有の弾力のある歯ごたえが残ったチーズプリンとなっており、口の中でとろ~っと溶けていきます。赤ワインとトマトリキュールを加えているため、リコッタチーズとは違ったフレッシュな酸味がチーズの風味を引き立てています。
最後は「マスカルポーネチーズ」。
ティラミスに使われることで有名なマスカルポーネチーズは、3種類の中で最もぷるぷるで、かろうじて液体ではなく固体の状態をとどめている感じ。乳脂肪分が少ないそうですが、十分にコクがあります。このままコーヒーパウダーをまぶせば小さなティラミスとしても楽しめるかも。なお、今回は常温で食べましたが、店舗のスタッフによるとチーズプラトーは冷やして食べるのがオススメとのこと。どれも負けず劣らずのチーズスイーツになっているので、チーズ好きの友人へのお土産にはぴったりです。
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