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2016年の最も修理しやすいスマホと修理しにくいスマホをiFixitが発表

By Grady Purtle

新しいスマートフォンやガジェットが発売されるたびに速攻で分解して、ユーザーが自分自身で修理できるかどうかの指標になる修理難度を発表しているiFixitが、2016年に登場した人気スマートフォンの中から修理しやすいスマートフォンと修理しにくいスマートフォンを公開しました。

The Most (and Least) Repairable Phones We Took Apart in 2016 | iFixit
http://ifixit.org/blog/8694/repairable-phones/

iFixitは各スマートフォンを10点満点で採点。10点に近ければ近いほど修理難度が低い、修理しやすいスマートフォンになります。2016年にリリースされた主要スマートフォンの中で最も修理しやすいと判定されたのは、LGの「G5」でした。G5はモジュラー組み替えてユーザーが好みの機能を追加できるスマートフォンで、バッテリーが交換可能なこと、モジュラーが取り付け簡単なことなどが評価を集め、10点中8点を獲得。


LGのG5におしくも1ポイントおよばなかったのがGoogleの「Google Pixel/XL」です。端末内のほとんどの部品が交換可能であることが評価されたものの、内部の部品を交換するにはディスプレイを壊して分解する必要があるため7点になったとのこと。


iFixitが「Pixel XL」をバラバラに分解している様子は以下の記事から確認可能です。

Google純正スマホ「Pixel XL」をバラバラに分解、意外な修理・分解のしやすさが判明 - GIGAZINE


Google Pixel/XLと同点の7点だったのがAppleの「iPhone 7/Plus」です。バッテリーやディスプレイが交換可能になっている一方で、分解するのに4種類のスクリュードライバーを必要とすることが評価を下げた一因とのこと。


iFixitが「iPhone 7 Plus」を分解している様子は以下の記事から確認できます。

iPhone 7 Plusバラバラ分解レポート、最新技術満載の中身はこんな感じ - GIGAZINE


修理難度10点満点中6点という評価を下されたのは「iPhone SE」でした。iPhone SEは指紋認証に使われるTouch IDのケーブルが分解しやすかったこと、そしてディスプレイとバッテリーの交換が比較的簡単に行えることから6点という評価になりました。


iPhone SEをバラバラ分解している様子は以下の記事から確認可能です。

iPhone SEを分解、メモリ2GB&防水処理アリでディスプレイなどはiPhone 5sのパーツが多数流用されていると判明 - GIGAZINE


修理難度が4点で、かなり修理が難しいスマートフォンとして評価をくだされたのはSamsungの「Galaxy Note7」。Galaxy Note7はバッテリーの取り外し難度が高く、分解するのが相当大変だったとのこと。また、Galaxy Note7はバッテリーの発火および爆発トラブルにより生産中止になっています。


Samsungの大画面ハイエンド「Galaxy Note7」をバラバラに分解、虹彩認証・ワイヤレス充電・IP68防水などの構造が明らかに - GIGAZINE


2016年に発売された主要スマートフォンの中で最も修理が難しいと評価されたのはSamsungの「Galaxy S7/Edge」でした。前面のディスプレイと背面パネルが両方ともガラス製であることから、壊さずに分解するのがかなり難しくなっています。あまり詳しくない人が気軽に修理できるスマートフォンではないので、壊れたらメーカーに修理を依頼するのがよさそうです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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