折りたたみ式のペットボトルサイズで4K撮影可能な小型ドローン「Mavic Pro」がDJIから登場
ドローン最大手のDJIが、同社初となる折りたたみ式の高性能ドローン「Mavic Pro」を発表しました。Mavic Proは、4Kムービーを撮影可能なカメラを搭載した高性能なドローンにも関わらず、折りたためばペットボトルほどの大きさになります。
Mavic Pro | DJI ストア
http://store.dji.com/jp/product/mavic-pro
DJI's new Mavic Pro drone folds up and fits in the palm of your hand - The Verge
http://www.theverge.com/2016/9/27/13058722/dji-mavic-pro-drone-foldable-4k-gesture-control
DJI's Mavic Pro fold-up drone detects obstacles - BBC News
http://www.bbc.com/news/technology-37475568
Mavic Proを実際に操作している様子は以下のムービーから確認可能です。
DJI’s new Mavic Pro is its smallest 4K drone - YouTube
DJIから新しく登場したMavic Pro。
特徴は何といっても折りたたみ式でコンパクトに収納できる点です。プロペラ部分を折りたたんだときの大きさは83×198×83mmで、重さは743g。
折りたたみ時は手に載ってしまうくらいの大きさで、持ち運びに超絶便利というわけです。
Mavic Proの底面はこんな感じ。
Mavic Proは小さいだけでなく機能も充実しています。高精度の3軸ジンバル付きの4Kカメラを搭載していて、最高4Kで30fpsの動画が、フルHDなら96fpsでの動画撮影が可能です。
OcuSycという新しい転送技術を使うことで、フルHDムービーのストリーミング可能距離は7kmを実現。また、4台のビジョンセンサー・超音波距離計測センサー・24個のプロセッサなどを搭載し、前方15m以内にある障害物を自動で検知しよけることができます。
飛行可能時間は最大27分です。
本体と同じくコンパクトな専用コントローラー。スマートフォンを装着すればリアルタイムでカメラの映像を確認可能です。
自動撮影モードは被写体を追いかけながら撮影する「トレースモード」、被写体の横を並走して撮影を行う「プロフィールモード」、カメラを被写体に向け続けて撮影する「トライポッドモード」を搭載。
実際に操作したThe Vergeのレポーターによれば、Mavic Proはこれまでのドローンよりも操作系統が簡単になっており、ドローンに興味があったけれども購入にまで至っていないビギナーにピッタリとのこと。ただし、高性能がゆえに価格が少し高めに設定されていて、この辺りはビギナー向けではないかもとのことです。
なお、Mavic Proは記事作成時点で予約を受付中。日本での販売価格は税込11万9800円となっています。
上述以外にもMavic Proを操作しているムービーがYouTubeで公開されており、気になる人はチェックしてみても良さそうです。
DJI Mavic Pro Hands-on - YouTube
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