直径約30cmのサクサクなオランダ伝統のパンケーキ「パンネクック」を「Pancakes Amsterdam」で食べてみた
口に入るとやさしく溶ける驚愕のもちふわ触感パンケーキやフカフカ生地のパンケーキなど、厚焼きでふわふわしたパンケーキのお店が次々に登場していますが、そんな中、オランダの伝統的なパンケーキ「パンネクック」を食べてみたところ、伝統的なはずなのに一周回って思わず「新しい……!」とつぶやいてしまう料理になっていました。
Pancakes Amsterdam | Hét pannenkoeken restaurant in Amsterdam
http://www.pancakesamsterdam.com/
Pancakes Amsterdamの住所は「Berenstraat 38, 1016 GH Amsterdam」ということで、本場オランダ・アムステルダムです。
お店は青と白のストライプの屋根が目印。
店内は地下1階が厨房、1階がレジカウンターとテーブル席1つ、2階にテーブル席がいくつか並んでいました。
着席し……
メニューを見てみます。
Pancakes Amsterdamのパンネクックは「traditional(伝統)」「sweet(甘味)」「savoury(香ばしい)」の3つに分かれてて、それぞれ決まったトッピングのメニューを注文することもできれば……
プレーンのパンネクックを注文して、自分好みにトッピングを追加していくことも可能。
また、ふわふわタイプの「american pancakes」もありました。
今回はsavouryのうち、ハム・カマンベールチーズ・ラズベリーソースのパンネクックを注文し、トッピングでアーモンドを追加してみました。注文してから15分ほどでパンネクックが到着。
直径はiPhone SEの2倍以上はあり、30cm近くあると見られます。
上から見ると食べきれるのか不安になるサイズですが、横から見るとこの通りペラペラです。
別の容器に入ったラズベリーソースが一緒に運ばれてくるので、たらりとかけると……
ソースの甘さ・ハム&チーズの塩辛さでデザートと食事の間のようなパンネクックが完成。
まずは生地の味を確かめるべく、何もかかっていない部分から食べてみます。
パンケーキというとフワフワした食感が主流ですが、パンネクックはそれとは全く違う、サクサクした小気味よい食感。しかし、クレープともまた異なり、中はもっちりとした半熟風です。バターがかなり使われているのか、かむと口の中にじゅわ~っとバターと小麦粉の香ばしさが広がり、伝統料理のはずなのに「ほほう!?」とパンケーキとしての新しさを感じずにはいられません。
断面はこんな感じ。厚さは3~4mmほどで、パンケーキとしては超薄焼きですが、クレープよりは分厚め。また、まず具材を焼いてから生地を流し込むという作り方なので、ハムは生地の中にしっかり閉じ込められています。
ハムとラズベリーソースは果たして合うのか……?と思いつつ食べてみたところ、甘酸っぱさと塩気の相性はかなりよく、バターたっぷりの生地がリッチさをプラスしています。
まろやかで塩気のあるカマンベールとラズベリーソースの相性は言わずもがなでした。
なお、今回注文したパンネクックは9.8ユーロ(約1100円)で、それにトッピングのアーモンド(1.8ユーロ/約200円)がプラスされています。基本的にパンケーキと同じような材料で作ることが可能で、インターネットにもレシピが公開されているのでオランダまで行かずともお家で作るのもアリです。
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