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次世代スマートウォッチの「Apple Watch 2」はGPS&気圧計搭載で防水性能も向上

By raneko

Appleが開催した開発者向けイベントWWDC 2016の中で発表されたApple Watch向けOSの最新バージョンとなる「watchOS 3」は、これまでApple Watchユーザーが抱えていた不満点をすべて解消してくれる素晴らしいOSになるかもしれない、として期待されています。正式版のOSのリリースが迫ってきたこの段階で、新たに「2016年後半にApple Watchの新モデルが2種類登場する」という報道が出てきています。

'Apple Watch 2' with GPS, barometer, better waterproofing, more to launch in 2H of 2016
http://appleinsider.com/articles/16/08/07/apple-watch-2-with-gps-barometer-better-waterproofing-more-to-launch-in-2h


Faster Apple Watch 2 With GPS, Barometer, Larger Battery, and Same Thickness to Launch Later This Year - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2016/08/07/apple-watch-2-upgraded-first-gen-models-kuo/

Apple関連のニュースを取り扱うAppleInsiderは、Appleの情報に精通しているアナリストとして有名なKGI証券のミンチー・クオ氏が投資家に向けて「次の6か月以内にAppleのウェアラブル端末がアップデートされる」と説明した資料を入手しています。これによると、Appleは2016年後半にApple Watchの新モデルを2つリリース予定で、どちらも初代Apple Watchからは適度に改良を施されているとのこと。

新モデルのひとつは初代Apple Watchの正当アップデート版とでもいうべきモデルで、TSMC製の16nmプロセスのプロセッサを搭載し、防水性能も向上する見込みです。そしてもう一方のモデルは「Apple Watch 2」と呼ばれるもので、基本的なデザインは初代と同じですが、GPSや気圧計が搭載され、地理的位置情報をより特定しやすいモデルとなるようです。また、Apple Watch 2ではより容量の大きなバッテリーが搭載され、Apple Watchの欠点のひとつであるバッテリーに改良が加えられることとなります。

By ajjyt

さらに先のこととなりますが、クオ氏は「AppleがApple Watchのフォームファクタを2017年に変更することはないだろう」と予測しており、この2017年モデルで、Apple Watch単体での無線通信が可能になるようにLTEに対応するのでは、とも見ています。加えて、Apple Watchの基本的なデザインは2018年まで変更されることはないだろう、とも予測しています。

なお、クオ氏は2016年後半にリリースされるというApple Watchの2モデルは1000万~1100万台出荷されると予測しています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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