「キャノンデール」などバリバリのカーボンロードがミニチュアになった高精緻3Dプリント&レジンキット
幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」では、マンガやアニメ、映画のキャラクターがモデル化されて売買されることがほとんどなのですが、ワンダーフェスティバル 2016[夏]では、ロードバイクをモデルキット化するというブースが出展していました。
WF Summer 2016に参加します。
— TARO@ホノルルSR参戦 (@TARO__0628) 2016年7月22日
ディーラー名は「Bicycle TARO」
卓番7-14-08
宜しくお願いします。 pic.twitter.com/4cknDJuKPm
思わず「おおっ」と声に出てしまうのが、モデル名「1/6 ROAD BIKE001」と名付けられた3Dプリンター出力キット。このモデルはディーラー名「Bicycle TARO」のブースで販売されていたもので、キャノンデール「SPERSIX EVO」をベースにしたと思われる軽量レーシングフレームにディープリムホイール、シマノ・DURA-ACEの電動コンポ(シフト)を装備したバリバリのレース仕様が再現されています。
細部の造形が実に精緻で見事。チェーンは3Dプリンター出力ですが、ホイールのスポークは金属線などを別途用意する必要があるそうです。
トップチューブからシートステーにつながる流れや、DURA-ACEのキャリパーブレーキなども見事に再現されています。なお、キットにはデカール等は付属しないので、購入者が自分で用意する必要があるとのことなので、ある程度のガレージキット組み立て経験がある人向けの3Dプリント出力キットとなっている模様。ブレーキワイヤーも、金属線を用意する必要があるそうです。
なお、ワンフェス2016[夏]での会場販売価格は3万2400円。DMM.makeのクリエイターズマーケットで販売されています。
スペシャライズドのエアロヘルメットも展示されていましたが、こちらは参考出品の模様。
2つめのモデル「1/7 ROAD BIKE 002」は、タイムトライアル仕様のTTバイク。「LANCIA」とマーキングされていますが、細部のデザインはいくつかのメーカーの特長を組み合わせたものの様子。
ハンドル周りはバリバリのTT仕様。こちらもシマノの電動デュラ・Di2を搭載し、前に突きだした2本のTTバーと、ハンドルバーの両方にシフト用のスイッチを搭載するという、フル装備のお大尽バイクに仕上がっているようです。
リアはオリジナルのディスクホイールを
TTバイクらしく、サドルの後ろにボトルケージを装備。このレジンキットは9000円で販売されていました。
そして3つめのモデル「1/7 ROAD BIKE 003」は、AVANTIのTTバイク「CHRONO」をベースにしたレジンキットで、こちらは参考出品。
こちらも非常に精密な仕上がり。通常はTTバーが装着されることが多そうなAVANTI CHRONOですが、このモデルはロード仕様のドロップハンドルが装着されていました。
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