Googleが検索結果のリンクを青から黒に変更するテスト中、元に戻す方法はコレ
Google検索の表示結果はテキストリンクが青色、URLが緑色、本文が黒色で表示されますが、複数のユーザーから「テキストリンクが黒色で表示される」という現象が報告されています。Googleは2014年にGoogle検索の上部に表示される検索ツールのナビゲーションバーを赤色から青色に変更しており、今回もGoogleがテキストリンクの変更をテストしているのでは、と報じられています。
Google is testing a radical change by turning people's search results black
http://www.telegraph.co.uk/technology/2016/05/09/google-is-testing-a-radical-change-by-turning-all-links-black/
Google検索のテキストリンクの色が黒く表示されているユーザーは、以下のようにスクリーンショットをツイートしています。全てのユーザーではないことから、Googleはテキストリンクのカラー変更に向けてA/Bテストを行っていると見られています。
Google saw my blue links and they've painted them all black,
— Mark Summerfield (@patentology) 2016年5月9日
No colours any more, they want them to turn black! pic.twitter.com/NItnW8NF05
色が変わって表示されているのはテキストリンクのみで、リンクの下に表示されるURLや、本文の一部は変更されていないことがわかります。Googleは以前にもGmailとGoogle検索の広告と、テキストリンクの青色が微妙に異なっていたことから、効果的な青色を表示色を選び出すために41パターンの青色からA/Bテストを行っています。なお、このA/BテストがきっかけでGoogleの元トップデザイナーであるダグ・ボーマン氏がGoogleから去りました。ボーマン氏はその理由について「Googleはもっと刺激的で、世界に対処するようなデザインの問題を抱えていたはずだったが、私はそのような細かいデザインを決定しなければならない環境に疲れてしまったんだ」と話しています。
しかし、A/Bテストで選ばれた青色を適用したところ、1年に2億ドル(約217億4000万円)も広告収入が増加したとのこと。今回は複数の青色ではなく黒色への変更をテストしているわけですが、Twitterの反応は「リンクかどうかわかりづらい」「頼むから元に戻してほしい」など、否定的な意見が多い模様。
@google Google! The black unclicked links look terrible and are not very functional! #BringBackTheBlue pic.twitter.com/mkKsrar3B3
— Joseph Madden (@Hyper200) 2016年5月9日
My google links have turned black, They look horrible. Please turn them back to blue #google pic.twitter.com/hbF5lSkRpS
— facelessloser (@facelessloser) 2016年5月8日
なお、日本でもリンクの色が変わっている人が現われていますが、フォーラムやredditでGoogle検索の黒リンクを無効化する方法が指南されています。以下ではそのうちのひとつを説明しています。
まずはGoogle検索にアクセスし、右上のアカウントアイコンから「アカウント」をクリック。
アカウント管理画面が開いたら「個人情報とプライバシー設定」をクリック
「アクティビティ管理」をクリック
スクロールして「検索や閲覧のアクティビティ」のトグルボタンをクリック
「一時停止」をクリックで完了です。同様の設定はどのブラウザからでも行えますが、Chromeブラウザ向けの設定として説明されています。
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