iPhone 8はワイヤレス充電・ホームボタン撤去・OLEDディスプレイ搭載など大幅変更アリか
by iphonedigital
iPhone 7からイヤホンジャックが消えるという噂が流れると共に、「次世代iPhoneではワイヤレス充電が可能になるのでは?」と言われていますが、Apple製品情報サイトのMac Rumorsが、「iPhone 7での端末の変化は少ないものの、iPhone 7sはスキップされ、iPhone 8で端末の大幅変更が行われる可能性がある」と報道しています。
Analyst Predicts 2017 iPhone 8 'Mega Cycle' With OLED, Wireless Charging, and No Home Button - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2016/04/22/2017-iphone-8-mega-cycle/
2016年1月、Appleは新iPhoneで3.5mmイヤホンジャックを廃止してLightning端子にオーディオ機能を集約、あるいはBluetooth接続による新たなオーディオ出力方式を取り入れるのでは、という可能性が浮上しました。
iPhone 7からイヤホンジャックが消えるという噂が実現か、ワイヤレス充電も - GIGAZINE
イヤホンジャック廃止の他にも、次世代iPhoneについては「OLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ搭載」「ワイヤレス充電が可能」「ホームボタンがなくなる」という内容が噂されています。そして、これら端末の変化は2016年9月頃に発表される予定のiPhone 7で起こるのではないか?とも言われてきましたが、国際金融グループBarclaysのアナリストであるマーク・モスコウィッツ氏は、iPhone 7ではなく、iPhone 8で大きな変化がもたらされると見ているとのこと。これまでAppleは「iPhone 6」「iPhone 6s」のように、「s」がついていない端末とついている端末を半年のサイクルで交互に発表してきましたが、iPhone 7に関しては「iPhone 7s」を飛ばして、次世代「iPhone 8」としてOLEDディスプレイ搭載やワイヤレス充電といった機能の大幅アップグレードが行われた端末が発表される、というのがモスコウィッツ氏の見方です。
2015年に発表されたiPhone 6sとiPhone 6s Plusは過去の端末から大きく変化しておらず、アナリストは2016年におけるiPhoneの売上げが2015年に比べて1.8%少なくなるだろうと予想しています。iPhone 7に関してもワイヤレス充電などの新機能が噂されつつも「内部の微調整とコンポーネントのアップグレード、デュアルレンズのカメラ搭載などがあるだけで、現在のiPhoneから大きな変化はないだろう」という見方もありました。しかし、モスコウィッツ氏を始めとする一部のアナリストは、iPhone 6sからiPhone 7への変化の緩やかさは、2018年に売上げを上昇させるための準備であると見ている様子。「s」のサイクルを省略することで、iPhoneの売上げは10.3%伸びる見込みとのことです。
もちろん、記事作成時点で確実なことは何もなく、モスコウィッツ氏らの見方も噂の1つにすぎないのですが、Appleは2017年の発表に向けて既にOLEDのパネルの注文を開始していて、ホームボタンとTouch IDにスクリーンに統合する試みについても既に開発が始まっているとも言われています。
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