5つの最高を追求したという「タリーズコーヒー プライムファイブ 東急プラザ銀座店」に行ってきた
コーヒーチェーン店のタリーズコーヒーが、初のバールスタイル店舗「タリーズコーヒー プライムファイブ 東急プラザ銀座店」を3月31日にオープンしました。このお店は、「『5つの最高』を世界に向けて発信するコンセプト店舗」だとのことで、店舗限定メニューも展開されていたので、どんなお店なのか確かめに行ってきました。
~『5つの最高』を世界に向けて発信するコンセプト店舗~「タリーズコーヒー プライムファイブ 東急プラザ銀座店」オープン こだわりのコーヒーと厳選したワイン、ローストビーフ等を提供する都内最大の店舗
http://www.tullys.co.jp/company/pressrelease/2016/03/_331_1creative_japan.html
東急プラザ銀座があるのは東京都中央区銀座5-2-1、数寄屋橋交差点の南西角で、ソニーショールームの西隣です。最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線・日比谷線の銀座駅。銀座線の銀座駅からだとちょっと歩くことになります。
東急プラザ銀座は2016年3月31日にオープンしました。「タリーズコーヒー プライムファイブ 東急プラザ銀座店」は施設オープンに合わせてできたというわけです。
銀座駅と東急プラザ銀座は地下2階で繋がっているので、タリーズコーヒーがある地下1階は1つの上のフロア。
このフロアにはカフェが3つありますが、その中でもタリーズコーヒーは特に大きな面積を占めています。
店内は落ち着いた雰囲気でしたが、タイミングによってはちょっと行列ができることもありました。
特徴の1つは、この「プライムシーズナルコーヒー」。季節ごとに個性的な味わいを持つコーヒー豆を選び、専用ミルで挽いて、ハンドドリップ抽出のように蒸らしを施しているとのこと。
ケーキやドーナツ、サンドイッチがあるのは通常のタリーズコーヒーと同じですが……
代々木上原のブーランジェリー&カフェ「Main Mano(マンマーノ)」のオリジナルスイーツの取り扱いもあります。
バールスタイル店舗ということで、カウンターにはグラスが下げられていました。コーヒーだけではなく、ワインを楽しむこともできるというわけです。
メニューの一部はこんな感じ。
ランチ向けのパスタなどもありますが、今回は店舗限定メニューの「和牛のローストビーフサンド」を注文しました。
「プライムシーズナルコーヒー」(トールサイズ・税込460円)と「和牛のローストビーフサンド」(単品税込2300円、セットなら税込2100円)。
コーヒーはやや酸味があったものの、苦みはとてもマイルド。本来、ローストビーフサンドにはワインを合わせるべきであろうところを、お昼なのでコーヒーにしたのですが、こういうリッチなランチもまたありかもと思いました。
「和牛のローストビーフサンド」は、トーストの間にたっぷりのローストビーフを挟んであります。
トーストをどけるとこんな感じ。このままお酒のあてになる品です。
四重五重に、豪勢に重ねられていますが、かぶりついてみるとススッと歯の先で切れて、むっちりとした弾力のある肉感を味わえます。
皿に置かれているのは、わさびと魚醤の「いしる」。醤油のように塩辛さはそれほど強くなく、魚の旨味を凝縮したエキスという感じ。ここにローストビーフサンドをディップして食べると、ビーフ自体の味を妨げることなく旨味が加わって、その味わいがより深まる印象でした。
付け合わせのフライドポテトも塩味は薄め。細身で外側がカリカリに揚がっていて、これはビールともよく合いそうでした。「このお店に来たからには食べておいた方がよい」とオススメするにはちょっとハードルの高い価格ですが、銀座で、お酒と合わせて注文する品なら、これぐらいは覚悟しておくべきなのかも……。
ランチ後にはデザートも注文。チーズケーキのティーセットにしました。
セットの「本日のティー」。セットなので税込390円、単品だと税込450円。
チーズケーキは前述のMain Manoオリジナルスイーツで、セットで税込950円。単品だと税込1250円。提供時にはイチゴと蜜っぽいソースが盛り付けられています。
ふわっと「優しい」という印象を受ける甘みと、サクッとした生地の組み合わせが紅茶とよく合います。イチゴの酸味もまた合うのですが、ケーキと組み合わせて食べるには、へたがちょっと邪魔でした。個人的には、イチゴはもうちょっと果汁のあるものがよい気がしました。
ちなみに、店名の「プライムファイブ」はタリーズの掲げる運営ポリシー「5つの最高」を世界に向けて発信したいという思いから来ていて、5つの最高は「最高の豆!」「最高の焙煎!」「最高のバリスタ!」「最高のホスピタリティ!」「最高の…!(従業員が各自考えてそれぞれの最高を実行)」だとのこと。
このこともあって、各地に展開しているタリーズコーヒーと同じイメージで入ると「メニューが違う、価格帯も違う……!?」と驚くことになりますが、「ゆっくりとした時間を過ごせる銀座のカフェ・バール」だと考えると、いろいろと納得かも。
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