「餃子の王将」らしさがみじんもない新店舗「GYOZA OHSHO 烏丸御池店」に行ってきた
3月3日(木)にグランドオープンした「GYOZA OHSHO 烏丸御池店」は女性デザイナーが設定を手掛け、女性料理研究家がメニュー開発を行い、「女性が入店しやすい店舗作り」を目指したお店。「餃子の王将」のイメージを根本から覆すお店ができあがっていたので、行って店舗独自のメニューを食べてきました。
GYOZA OHSHO 烏丸御池店 - 餃子の王将
http://www.ohsho.co.jp/shop/detail.html
場所はここ、京都市営地下鉄烏丸線・東西線の烏丸御池駅「4-1」出口を出てすぐ。3月3日現在、Googleマップで「ローソンストア100烏丸御池駅前店」となっているところです。
駅の出口から烏丸通沿いに進むと、左手にすぐお店が見えます。
餃子の王将といえば赤字に白文字の派手な看板が目印ですが、この店舗は壁が黒一色で、ぼーっとしていると気付かず通り過ぎてしまうかも。
店の正面はこんな感じ。
「3月3日(木)グランドオープン」
この日の日替わりランチはエビチリでした。
お店の雰囲気は他の餃子の王将では味わったこともないもの。
カウンター部分はまるでバーのよう。
呼び出しボタンすらスタイリッシュに見えます。
メニューは店舗ページにすべて掲載されています。今回はランチA・ランチBと、単品2品を注文しました。
まずはハンバーグ、サラダ、ライス、玉子スープ、ミニ杏仁豆腐がセットになったランチA「中華風あんかけハンバーグランチ」(税別850円)。バランス料理研究家の小針衣里加さんプロデュースの、烏丸御池店限定メニューです。
メインのハンバーグは……
牛肉のほかに野菜などもしっかり使った品。香辛料や塩分がかなり控えめでいかにもヘルシーなのですが、ランチのメインとしては個人的には力不足を感じました。
サラダはかなりたっぷり。
こちらはドレッシングもしっかりかかっていました。
ライスはずっしりぎっしり。
玉子スープは、ランチ全体での塩分量を考えてなのか、他店舗のスープに比べて塩味がかなり薄めでした。
そんな中でもっちりと甘みを主張してくるミニ杏仁豆腐。これはかなり幸せになれる品で、どのランチを選んでもついてくるのは非常に嬉しいところ。
ランチBは「海老ラーメン&焼きめしセット」(税別850円)。
XO醤入りのオリジナル海鮮スープを使ったラーメンは、単品で大盛を注文したくなるしっかりした味わい。
焼きめしは他店舗と同じ品のはずですが、器のせいか、なんとなく違いを感じました。
こちらもサラダ付き。かなり女性を意識して作られた店舗であるとわかります。
これは単品で注文した「サワークリームと溶かしバターで食べるスープ餃子」(税別480円)。4つの餃子がスープに入った状態でやって来ました。
自分でサワークリームや溶かしバターをかけて食べます。
もうひと味というときにはブラックペッパー。
餃子はこのメニュー用の、ちょっと変わった形のもの。バターやサワークリームを餃子にかけたことはありませんでしたが、ちょっとごま油を垂らすような感じで風味が増します。
烏丸御池店でしか食べられないメニューですが、この餃子でビールを一杯というのを一度やってみたい……。
もう1品、「ケーキのようなふわふわ玉子焼き~胡麻油添え~」(税別200円)。
「ケーキのような」ではなく、完全にケーキにしか見えません。
ごま油をたらして食べます。
関東などでは玉子焼きには砂糖を入れて作りますが、まさにそれ。単なる玉子焼きではなくちょっとケーキに寄せた感じに仕上げているのかもしれませんが、ケーキになりきれているわけではなく、大阪出身で玉子焼きといえば出汁か塩で味付けをする編集部員としてはおかずとしてもデザートとしても微妙なところでした。関東出身者だと感想は変わるかもしれません。
この烏丸御池店は他の餃子の王将とは何から何まで違っていて、餃子用のラー油・醤油・酢の入れ物までこんなにオシャレ。「餃子の王将は女性ではちょっと入りづらい雰囲気……」と思っていた人は、このお店ならきっと楽しめるはずです。
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