メモ

大気汚染に悩む中国では「きれいな空気」のボトルが飛ぶように売れる


中国では北京・上海などの経済発展がめざましい地域を中心に、深刻な大気汚染が社会問題となっています。そんな中国で新鮮な空気を詰め込んだ「空気缶」が飛ぶように売れるという現象が話題になっています。

China pollution: Canadian company Vitality Air sells out of bottled fresh mountain air as smog levels worsen | Asia | News | The Independent
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/china-pollution-canadian-company-vitality-air-sells-out-of-bottled-fresh-mountain-air-as-smog-levels-a6773631.html

これは中国の首都・北京の町を撮影した写真。薄暗いですが、これは昼間の様子です。


町ゆく人はみなマスク姿。


スポーツはかえって健康に悪そうです。


そんな中国で話題になっているのが「VITALITY AIR」。新鮮な空気が入った缶とのこと。


VITALITY AIRはカナダのVitality Air社がロッキー山脈の新鮮な空気を詰め込んだボトルで、空気のきれいさを維持するために油脂やグリスを使う機械に通すことなく手作業で詰められているとのこと。


VITALITY AIRの価格は3リットルボトルが1本19カナダドル(約1700円)からですが、輸送コストを含めて中国では1本約3000円から販売されています。


こち亀の両さんを実践するVitality Airですが、中国のネット通販で販売したところ、500本が一瞬で完売。さらに700本を追加で販売する予定とのことです。

・おまけ
中国ではサービス料として「空気浄化費」なる追加料金1元(約20円)を徴収するレストランが登場しています。店主によると「レストラン内の空気をきれいにする空気洗浄機のメンテナンスコスト」とのことですが、あえなく行政指導を受けています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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