レビュー

現役高校生たちが文化祭用に作った良質の音ゲー「ChronoTone」が無料で配布中なので実際にプレイしてみた


筑波大学附属駒場中学校・高等学校の学園祭で、高校3年生の飛鳥さんたちが自主制作した音楽ゲーム(音ゲー)「ChronoTone」が出展され、そのクオリティの高さがゲームセンターの実機並みだったことからインターネット上で大きな話題を呼びました。筑駒の裏情報サイト「YAMIKOMA」の公式TwitterアカウントがつぶやいたChronoToneに関するツイートは記事作成時点で5000回以上リツイートされています。そのChronoToneのWindows版を、開発者の飛鳥さんがGoogleドライブに無料で公開したとのことなので、早速インストールしてプレイしてみました。

ChronoTone v1.1
https://drive.google.com/folderview?id=0B7psCxbzdw-8dHV1T202N1BPZTg

ChronoToneはGoogleドライブで公開されていますが、ダウンロードのリクエストが殺到しているせいかちょっと落としづらくなっています。そのため、簡単にダウンロードするにはマイドライブにコピーしてからの方が楽です。まずは上記URLを開いて画面の右上にある「ドライブに追加」をクリック。


次は「ドライブで開く」をクリックします。


マイドライブが開いたら、リストの一番上にある「v1.1_win_64bit.zip」を右クリック。


「ダウンロード」をクリックしてダウンロードを開始。なお、32bit版のWindowsを使用している人は「v1.1_win_32bit.zip」をダウンロードすればOKです。


ダウンロードが終了すると、ホーム画面にZIPファイルが追加されているはず。


ダウンロードしたZIPファイルの中にある「ChronoTone.exe」を起動するとゲームのスタートです。


ChronoToneは縦長のウィンドウでプレイ可能。キーボードの「W」を押すと全画面表示に変わりますが表示が崩れてしまったので、ウィンドウモードのままプレイします。


ChronoToneのホーム画面がコレ。中央に表示されているのがプレイできる「楽曲」で、直下に「楽曲のBPM」や「プレイ難度」が表示されています。


ホーム画面でキーボードの「←」「→」を押すと、他のプレイ可能楽曲を選択可能。「大きな古時計」といった楽曲から……


ChronoToneの開発スタッフが自ら作った「Amuse yourself!!」という曲など全部で8曲を選択可能。なお、楽曲のプレイ難度は右にいくほど高くなります。


どんな楽曲をプレイできるのかは以下のムービーを見るとイメージがわきやすいです。

音ゲー「ChronoTone」の選曲画面 - YouTube


初めてのプレイということで、楽曲は最も簡単そうな「アルプス一万尺」を選んでみました。プレイしたい楽曲の画面で「スペース」を押すとゲームが始まります。


ChronoToneで「アルプス一万尺」をプレイした様子は以下のムービーから確認可能です。

音ゲー「ChronoTone」で「アルプス一万尺」に挑戦してみました - YouTube


プレイ画面はこんな感じで、「スペース」を押すと真ん中のラインが薄く光りました。


ChronoToneにはノートの落下ラインが全部で5つあり、左から「D」「F」「スペース」「J」「K」のキーに対応しています。


ルールは基本的な音ゲーと同じで、上からノートが落ちてきたら……


一番下の黒い線と重なるタイミングで対応しているキーを入力すればOK。以下の画像であれば「スペース」を押します。


キー入力のタイミングが良ければ「GOOD」と表示されます。


タイミングが完璧だと「PERFECT」と表示。反対にタイミングが悪ければ「BAD」、全くダメだと「POOR」と表示されます。


時折、長いノートが落ちてきますが、この場合は対応するキーを押しっぱなしにするだけです。


なお、画面の一番下には「PERFECT」「GOOD」「BAD」「POOR」の回数が表示されています。


「アルプス一万尺」を無事クリア。プレイ時間は1分30秒くらいでした。


次は同じ楽曲で難度を変えて挑戦してみます。キーボードの「K」もしくは「D」を押すと、難度が「NORMAL」「MEDIUM」「EXPERT」の3つから選ぶことが可能。


最も難度が高い「EXPERT」にチャレンジ。


「EXPERT」をプレイしてみた様子は以下から確認することができます。

音ゲー「ChronoTone」で「アルプス一万尺」のEXPERTに挑戦 - YouTube


EXPERTともなると、ノートの同時落下は当たり前。


通常のノートと長押しのノートも同時に落ちてきて、初回プレイ時はパニック間違いなし。


次々にノートが落ちてくるため、どれを押すのか頭の中で処理しきれず、指が思い通りに動きません。


POORを連発しクリアならずでした。


今度は難度ではなくノートの落下速度を変更してプレイしてみます。キーボードの「↑」「↓」を押すと落下速度を変更可能で、最高速度の「10」に挑戦。


音ゲー「ChronoTone」で「アルプス一万尺」のEXPERTを落下速度爆速でチャレンジ - YouTube


最高速度が10になると、ノートが目にもとまらぬ速さで落ちてくるため、POORを連発。


押したと思っても、時すでに遅しというのが何回もありました。一度ミスしてしまうと、琴線が切れたようにモチベーションが下がってしまうこともあります。


EXPERTの最高速度は全く歯がたたず、またしても失敗。


今度は難度をEXPERTのまま、落下速度を最低の「1」にまで落としてプレイしてみます。


落下速度を落として「アルプス一万尺」のEXPERTに挑戦したムービーは以下から確認可能です。

音ゲー「ChronoTone」で「アルプス一万尺」のEXPERTを落下速度を遅くして挑戦 - YouTube


速度を遅くしたことで、出てくるノートの数は同じですが「もう押せない」と諦めたときにすぐ次のノートの位置を確認できるように。


同一譜面を何度か見て慣れたおかげもあって、EXPERTを無事にクリアできました。


「アルプス一万尺」以外にも、ダンスナンバーのようにテンポが早い楽曲など多彩なジャンルが揃っています。制作者の飛鳥さんたちはゲームだけでなく楽曲まで自分で作っていて、SoundCloudで公開しているので、気になる人はチェックしてみてもいいかも。


なお、筑波大学附属駒場高等学校の学園祭で展示されていた、飛鳥さんたちが作った「ChronoTone」の実機プレイムービーは以下から確認可能です。

筑駒高3生の作った音ゲー / 筑駒文化祭2015 ChronoTone Axinite Hibiki vs Asuka - YouTube

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in レビュー,   ソフトウェア,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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