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一時中断されていたWindows 10初の大型アップデートがようやく再配布開始


Windows 10初のメジャーアップデート「Version 1511」はリリース後、しばらくしてWindows UpdateからもMedia Cration Tool(MCT)からも配信が取り下げられるという事態に陥っていましたが、2015年11月24日からWindows Updateであらためてアップデートファイルの提供が再開されました。なお、バージョン1511にアップデートできなかった人だけでなく、すでにアップデートを終えた人も再度、一部の更新プログラムをインストールすることが必要なようです。

11 月の更新プログラム (Version 1511) を適用すると、一部の設定が保持されなくなる可能性がある
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3121244

Microsoft reverses course, restores downloads of Windows 10 November Update | ZDNet
http://www.zdnet.com/article/microsoft-reverses-course-restores-downloads-of-windows-10-november-update/

Microsoftのサポートページによると、11月の更新プログラム(Version 1511)を適用したごく少数のユーザーに、アドバタイズID、バックグラウンドアプリ、SmartScreenフィルター、デバイスとの同期の一部の設定が保持されなくなるという不具合が生じていたとのこと。どうやらこのトラブルを解消するプログラムが提供されるまで、一時的にVersion 1511の提供を中断していたようです。


ちなみに、MicrosoftはVersion 1511の提供を中断した際に、一部メディアに対して「Version 1511の再提供はWindows Updateで行い、MCTでは配布しない」と告知していましたが、新たなVersion 1511をMCTでも提供する予定とのこと。このため、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーを使ったアクティべーションも可能で、旧OSユーザーもVersion 1511適用済みのWindows 10をクリーンインストールできるようになりそうです。

なお、すでにWindows 10のVersion 1511にアップデートしたユーザーは、更新プログラム「KB3120677」を適用することで、不具合を解消できます。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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