大阪・通天閣の還暦を祝う500分の1スケールの「タワーそば」を食べてみた
大阪を代表する観光名所の通天閣が来年、再建されてから60周年の「還暦」を迎えます。その通天閣の還暦を祝ってさまざまなイベントが催される中、南海そばが通天閣に見立てた「タワーそば」を期間限定で提供中。さっそく通天閣をイメージしたタワーそばを食べてみました。
串に刺したちくわの天ぷらをタワーに見立てた「タワーそば」を南海そばで発売します!.pdf
(PDF)http://www.nankai.co.jp/library/groupinfo/news/pdf/151020.pdf
南海そば|南海商事グループ
http://www.nanshoji.co.jp/shop/nankaisoba.html
南海・新今宮駅に到着。
改札とホームをつなぐ連絡通路の階段脇に、南海そば・新今宮店がありました。
入り口にはお目当ての「タワーそば」の立て看板。
通路でもタワーそばが大アピールされていました。
さっそくお店の外にある販売機で食券を購入。
タワーそばは450円(税込)。なお、通天閣入場券付きタワーそばもあり、こちらは950円(税込)。通常よりも200円安く通天閣に入場できるというセット割引価格となっています。
タワーそばは「南海そば史上、一番背の高いメニュー」とのこと。さっそく店内へ。
店内はかなりゆったりとしたスペースで、いわゆる立ち食いそばのお店よりも落ち着いて食事ができます。
入り口で食券を渡して注文。タワーそばの提供には少し時間がかかるようで、番号札を持って席につくことにします。
すべてカウンターテーブル席の全27席。
カウンターテーブル下には荷物を置くスペースもあります。
向かい合うテーブルの間には、枯山水をイメージしたようなディスプレイ。南海・新今宮駅は、関西国際空港から大阪市内へ向かう旅行者が多く立ち寄るせいなのか、和風な装いとなっています。
5分ほどでタワーそばを受け取れました。
南海そば史上、一番背の高いメニューとの触れ込みどおり、タワーそばの高さは20cmほど。6.44インチファブレットのXperia Z Ultraよりも高い背丈となっています。
そそり立つタワーを上から見るとこんな感じ。
タワーの頂上には、爪楊枝で指されたウズラの煮卵。
タワーを支えるのは3本のちくわ天。
出汁文化の大阪そばなので、関東のつゆよりも澄んだ色です。
まずはウズラ卵から。
煮卵はお酒にも合いそうな濃厚な味。
ちくわ天タワーは、1本のちくわ天の穴に他の2本のちくわ天の串を通して立体的に仕立てていました。
タワーを倒してちくわ天をパクり。
ほくほくのちくわ天は、ほっこり落ち着く味。ちなみに、南海そば・新今宮店ではビールや串カツがセットになった「おつまみメニュー」も提供されています。
ここらでそばをすすることに。ファストフード店らしいそばで、コシは強くなくスルスルとのどを通ります。
七味とうがらしを投入してもOK。
タワー構成物のちくわ天がしっかりと出汁を吸い込むと、油が出汁と混ざり合い食感・風味・うま味ともに文句なし。
というわけで、あっという間に完食。
「タワーそば」は、南海そばを営む南海エフディサービスと通天閣を運営する通天閣観光が、2016年に「還暦」を迎える通天閣を記念してコラボして誕生したメニュー。もちろん大阪らしく「タワーうどん」450円(税込)もアリ。タワーそば&タワーうどんは南海そば・新今宮店の限定メニューで、提供時間は朝9時からとなっています。
タワーそば&タワーうどんは2015年11月30日までの期間限定発売とのことですが、味・ボリューム・低価格の3拍子そろっているためか、店内での注文率がかなり高く、その人気は明らか。ぜひ、通常メニュー化して、大阪を訪れる多くの人を「おもてなし」して欲しいと感じさせる一品でした。
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