動物が獲物を捕らえる瞬間をスローモーションで見るとこうなる

舌を伸ばして遠く離れた虫をキャッチするカメレオンや、世界一速いパンチを繰り出すモンハナシャコ、恐るべき跳躍で水面下から水上の獲物に突撃するワニなど、生き物によってそれぞれ異なる捕食形態があります。そんな数々の生き物が獲物を捕らえる瞬間だけをスローモーションで収めたムービーが公開されています。
Deadly Animal Attacks in Slow Motion - Slow Motion - Earth Unplugged - YouTube

カメレオンやカエルは舌をにょきっと伸ばして獲物を捕獲します。

にょきにょきと舌が伸びていく様子がじっくり確認でき、舌の先が少し太くなっていることがわかるのは、スローモーションならでは。

少し離れたアングルになり、枝にしがみついたカメレオンが遠く離れた小枝についた虫を「ぺとっ」とキャッチする瞬間を目撃できました。

黄色い岩の陰にいるのは、1匹のモンハナシャコ。甲殻類や貝類を捕食して生きているモンハナシャコは……

貝類や甲殻類の「中身」を食べるため、折り曲げた脚で「シュッ」とパンチを繰り出して、硬い貝殻や甲殻をたたき割ります。人間がうかつに触ると骨折するほどの威力を持つシャコのパンチは、「世界一速いパンチ」とも言われるほど。何を狙ったのか不明ですが、時速80kmで繰り出す超高速パンチが、スローモーションでしっかり捉えられていました。

黒い昆虫がゴムべらのようなもので押さえられており……

ぎゅっと刺激を加えると、尾の先端から毒液のようなものを発射。

コオロギの背後から突如として襲いかかる2本の鎌。

コオロギは逃げる間もなく、カマキリにホールドされてしまいました。

しっかりと2本の大鎌でコオロギを挟んだカマキリは、誇らしげにコオロギを高々と持ち上げました。カマキリがエサを捕獲する時には、想像以上に複雑な動きをしているようです。

水面から飛び出したのは、巨大なワニ。

飛び出した瞬間は口を閉じていますが、空中につり下げられたネズミが目前に迫ると同時に大きな口を開け始めるのが興味深いところ。

大きな爪で獲物を捕らえるタカが、水風船に襲いかかり……

見事、水風船をキャッチ。水風船が破裂して水が飛び散っていますが、かぎ爪をぎゅっと握って風船の本体を捕らえているのがわかります。

獲物を捕らえたら、大きな羽をはばたかせて飛び上がる準備を開始。

ワニガメの頭がアップで映し出され、ピンセットでセロリをあてがうと……

大きな口を開けてパクリ。かみつく瞬間に目をつぶるのがかわいらしく見えます。

カメレオンが再登場し、獲物を捕らえた舌を戻す瞬間がスローモーションで映し出されます。

直線的に舌を伸縮させているのかと思いきや、舌は万有引力の法則に従って、一度落下してしまうようです。

枯れ草目がけて突撃しているのは、ユニークな顔を持つメンフクロウ。

獲物側のアングルで見ると、後ろ足を伸ばしたまま太陽の塔のような表情で迫ってくる様子は、ある意味恐怖です。

最後はもう一度ワニが水面から飛び出すシーン。

水面にクローズアップすると、すでに前足が水面を突破しており……

なんと、最終的には後ろ足が水面から飛び出すほど。人間では考えられないほどの跳躍力を目の当たりにすることが可能です。

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