お箸でつかめないほど巨大な松茸入りかき揚げを豪快に載せた「秋天丼」など天丼てんやの秋季新作を食べてみた
毎年秋になると松茸を使った丼メニューを提供している天丼てんやが、2015年は松茸をかき揚げに仕立てた「秋天丼」と、九州の地鶏にゆず胡椒を絡めて食べる「ゆず胡椒だれ 鶏・つくね天丼」を9月17日(木)から提供開始しています。9月に入っても暑い日が続く中、一足早く秋の気分を味わうべくお店に行って食べてみました。
秋天丼 | 期間限定 | 店内メニュー | 天丼てんや
http://www.tenya.co.jp/menu/season/season01.html
ゆず胡椒だれ 鶏・つくね天丼(半熟玉子付) | 期間限定 | 店内メニュー | 天丼てんや
http://www.tenya.co.jp/menu/season/season02.html
天丼てんやに到着。遠くからでもよく見える巨大な天丼の写真が目印です。
新メニューの告知ポスターやのぼりはありませんでしたが、店頭のお持ち帰りメニューに新メニューが追加されていました。
席に着いてメニュー表を見てみると、秋季限定の2品を発見。さっそく「秋天丼」の並盛(税込830円)と、「ゆず胡椒だれ 鶏・つくね天丼」の並盛・半熟玉子つき(税込690円)を注文します。
待つこと10分ほどで、まずはゆず胡椒だれ 鶏・つくね天丼が到着。
九州産の華味鳥(はなみどり)の天ぷら2枚、つくね、レンコン、インゲンの天ぷらに、てんや初登場のゆず胡椒だれを絡めて食べる天丼です。
中央に載っている縦長の天ぷら2個が、華味鳥の天ぷら。
つくねは俵型の丸っこい形をしています。
彩りを添えるインゲンとレンコン。
ゆず胡椒だれが小さいお皿に載ってついてきました。
半熟玉子も別皿での提供。
ゆず胡椒と半熟玉子をトッピングしてみるとこんな感じ。
半熟玉子を割ってみると、とろりと濃厚な黄身が天ぷらの衣によく絡みます。
鶏の天ぷらはかみ応えがあり、ぷりっとした食感。卵を絡めて食べると、地鶏のジューシーなうまみと相まってかなり濃厚なのですが、ゆず胡椒を載せることで後味はサッパリとしています。
つくねはふわふわと柔らかく、鶏の臭みが全くありません。あっさりとしていて、鶏のつくねというより魚のすり身の天ぷらのような食感と味でした。
レンコンとインゲンはコリコリとした歯ごたえがいい感じ。
続いて秋天丼も到着。松茸といかのかき揚げ、白身魚のほうぼう、海老、マイタケ、インゲンの天ぷらがのっています。
丼の半分以上を埋め尽くしているかき揚げ。
お箸で持ち上げようとすると、あまりにも巨大でお箸を持つ手がプルプルと震えるほどボリューミーです。
かき揚げの隣に添えられているマイタケも巨大サイズ。
普段は天丼の主役である海老の天ぷらは、かき揚げの巨大さの前にいつもより小さく見えました。
ほうぼうの天ぷらは、ほうぼうを開きにしたものが使われていて、サイズは一般的なアジの開きと同じくらい。
松茸はどこに入っているのだろうかと、かき揚げをしげしげと眺めていると、ところどころに濃い茶色をした松茸の薄切りが入っているのを発見。サイズこそ小さめですが、松茸特有の豊かな香りが楽しめます。揚げ時間の関係なのか、強い苦味を感じる部分もありました。
細長くカットされたイカはしっかりとかみ応えがあり、香ばしくサクサクに揚がった天ぷらの衣と相性抜群です。
ほうぼうのあっさりとした身には天丼のタレが染み込んでいて、ご飯が進みます。
マイタケはぷりっとした食感が楽しめます。
海老は他の具材に比べると見た目の存在感が薄めでしたが、食べてみると海老の甘みが強く感じられ、しっかりといつも通りの主役級の味わいでした。
天丼にはそれぞれみそ汁がついてきます。食べる合間にみそ汁を飲むと、みそとダシのやさしい味わいにほっこりできます。
「秋天丼」(並盛・税込830円)、「ゆず胡椒だれ 鶏・つくね天丼」(並盛・税込650円)は10月28日(水)までの秋季限定メニューとなっています。
さらに、単品メニューとして「京都丹波産 大黒本しめじの天ぷら」が9月24日(木)から10月15日(木)までの3週間限定で登場。また、天丼・天ぷらによく合うというワイン「オーストラリア産 タティアラ(赤・白)」が9店舗限定で9月24日(木)から提供開始予定です。
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