「ミッション:インポッシブル」最新作で飛行機にしがみつくトム・クルーズはガチで本人だった

スパイ組織IMFに所属するイーサン・ハントを中心に華麗なアクションや最新スパイガジェット、さらには立ちはだかる敵との頭脳戦を描く映画「ミッション:インポッシブルシリーズ」の最新作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」が2015年7月31日から公開されます。主役のイーサン・ハントを演じるトム・クルーズは、前作で地球上で最も高いビルであるドバイのブルジュ・ハリファの外壁を走って移動したり、部屋からダイブしたりするシーンをスタントマンなしでこなしましたが、最新作ではそれを上回る考えられないようなシーンをスタントマンなしで演じており、その撮影風景が公開されています。
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「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」の予告編では、イーサン・ハントが離陸する軍用機の扉にしがみつき、同僚のベンジーに「ドアを開けろ!」と必死に叫ぶシーンがありました。結局のところ、ドアは開かれずに軍用機はそのまま離陸してしまうのですが、このシーンはトム・クルーズ本人がスタントマンなしで演じているとのこと。

これが撮影に使われた軍用機。

撮影前に入念にチェックするトム・クルーズ。

「撮影前夜は一睡もできずに、そのまま当日を迎えました。大丈夫、何とかなるさという感じでしたね」

撮影当日のトム・クルーズ。「レッツゴー」というかけ声と共に撮影が開始されます。

撮影ではハーネスを装着。

眼球に何かをはめていますが、詳細は不明です。

スーツに着替えて撮影準備はOK。

トム・クルーズの前方にはカメラがスタンバイ。

ヘリコプターでも撮影を行っています。

撮影開始直前はサムズアップで笑顔のトム・クルーズ。

軍用機が滑走を始め、いよいよ撮影のスタートです。

すさまじい風に顔を上げることができません。

軍用機はどんどんスピードを上げます。

そして離陸。離陸した瞬間、トム・クルーズの足は翼を離れて宙づり状態に。

高度がどんどん上がっていき、見ているこちらまで怖くなっています。

最終的には滑走路の周囲が見渡せるほどの高度まで上昇しますが、トム・クルーズはドアをがっしりとつかんでいます。最新技術を駆使したCGやスタントマンを使えば低リスクで同じようなシーンを撮影できるにも関わらず、リアリティを徹底的に表現するために本人自ら挑むトム・クルーズには感服するばかり。なお、撮影は危険が伴うため1回だけになると想定していたそうですが、実際には8テイクも要したそうです。

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