クラッシュ続出、大激戦の2015D1GP開幕戦inお台場の決勝戦はこんな感じ
15年目を迎える「D1 GRAND PRIX」シリーズの開幕戦が2015年4月18日に東京・お台場の特設サーキットで開催されました。手に汗握る激戦の様子はこんな感じでした。
D1 GRAND PRIX Official Website
http://www.d1gp.co.jp/
単走決勝、追走予選の様子は以下の記事で確認できます。
熱いバトルとユニークなパフォーマンス満載の「2015D1GP開幕戦inお台場」単走決勝&追走予選を速攻レポ - GIGAZINE
追走予選が終わり、午後14時から追走決勝トーナメントがスタートします。ということで、スタンドはすでにお客さんで埋まりました。
テスト走行が終わり、いよいよ追走バトルのスタート。
「追走とは何か?」「D1 GRAND PRIXとは何か?」は、以下のムービーを見れば一発で理解できます。
2015D1GP開幕戦お台場・追走決勝T・平島明VS田中省己1本目 - YouTube
追走のルールは単純明快。先行車は追走車をぶっちぎればポイントを奪い、追走車は先行車をビタビタに追い詰めればポイントを奪取。
前後を入れ替えて2回の走行得点の合計で勝負が決まり、同点の場合には「D1 Original Scoring System(DOSS:ドス)」というGPSを利用した機械判定となります。
600馬力オーバーのモンスターマシンが続々と登場し、白熱したバトルが繰り広げられます。
D1の特設サーキットはコンパクトなので、会場のどこでもド迫力のバトルが楽しめるようになっており、モータースポーツとしてもエンターテインメントとしても秀逸。
レースの合間にサーキット外に出ると各種ブースが大勢の観客であふれかえっています。
フェラーリやランボルギーニなどのド派手なデモカーの展示や……
D1のアイドルによるステージや……
選手によるトークセッションなどイベントも満載。
レース前にサインに応じてくれる選手の姿も確認できました。選手とファンとの距離が非常に近いのもD1の大きな特長です。
もちろん屋台で食事をするのもOK。
いよいよ決勝に進出した16名の選手による1対1のバトルがスタートします。対戦前にインタビューを受ける選手たち。
かなりキャラの立った日比野哲也選手。
対戦相手と話し込む姿も見られました。
ゼッケンプレートを持っていた子供たちをマシンに乗せて……
コースを一周して退場。
イメージガールたちも退場。いよいよ決勝トーナメントのスタートです。
予選とは違って限界を超えたバトルのオンパレード。もちろん、クラッシュするマシンも出てきてしまいます。
2015D1GP開幕戦お台場・追走決勝・平島明が1コーナーでクラッシュ - YouTube
第1コーナーでわずかにウォールにヒットした平島選手が姿勢を崩して激突。その瞬間に勝負が決まりました。
ギリギリの攻めの走りを見せた平島選手にスタンドからは拍手。
マシンがフォークリフトで運ばれていきます。
そして、決勝トーナメントが再開。
負ければ即、敗退のトーナメントは緊張の連続。
川畑真人選手のGTRは安定した走りで勝ちあがります。
紅一点の女性レーサー味元美智恵選手は残念ながらクラッシュして2回戦で敗退。
ドリフトマッスルからの参戦の藤野秀之選手もすばらしい走りで勝ち上がっていきます。
1コーナーは鬼門です。
接触寸前のギリギリのバトル。
寄せまくり。
3位決定戦はDOSS判定に突入。接戦を制したのは末永直登選手でした。
そして決勝に進出した2台が登場。
R35ニッサンGTRの川畑選手。
そして180SXの藤野選手。普段から練習を重ねるライバル対決になりました。
意地と意地のぶつかり合いの決戦はあっと驚く展開を見せました。
2015D1GP開幕戦お台場・追走決勝・川畑真人VS藤野秀之1本目 - YouTube
スピンした藤野選手は大差をひっくり返す術はあるのか。勝負の2本目も波乱の展開。
2015D1GP開幕戦お台場・追走決勝・川畑真人VS藤野秀之2本目は大荒れの展開 - YouTube
4コーナーで川畑選手が藤野選手に追突。
勝負あり。
激戦続きの開幕戦を制したのは川畑選手。
決戦が終わるとドライバーたちが続々とコースに登場。
敗れた藤野選手の大破したリアバンパーに集まります。
マシンが終結すると……
すぐにコースウォークの時間がスタート。激戦直後のコースに観客が入ることができ、間近で表彰式を見ることができます。
優勝した川畑選手。
そして藤野選手、末永選手。
優勝賞金の100万円をゲット。
シャンパンファイト前に乾杯。
レースが終われば選手はみなすばらしい笑顔でした。
ファンの声援にこたえる味元選手。
コース内はサイン会場に早変わり。
とにかく選手とファンの距離が近いのがD1。
川畑選手はインタビュー攻めに遭っていました。
なお、追突したマシンはこんな風に応急処置済み。
ルーフには優勝トロフィーが飾られていました。
一方、追突された藤野選手のマシンはバッキバキ。レース直後のマシンを間近に見て、バトルの激しさを実感。
選手との写真撮影。
イメージガールの撮影もOK。
名残惜しそうになかなかコースから離れないファンの姿が印象的な大会でした。
ついに開幕した2015 D1 GRAND PRIXシリーズは、第2戦が5月16日(土)・17日(日)に三重県・鈴鹿サーキット、第3戦が6月27日(土)・28日(日)に茨城県・筑波サーキット、第4戦が8月1日(土)・2日(日)に福島県・エビスサーキット、第5戦が9月5日(土)・6日(日)に大阪府・舞洲スポーツアイランド、そして最終戦が10月24日(土)・25日(日)に再び東京都・お台場で開催予定です。
・関連記事
都会のど真ん中でド迫力のバトルが体感できる「2015D1GP開幕戦inお台場」の予選はこんな感じ - GIGAZINE
熱いバトルとユニークなパフォーマンス満載の「2015D1GP開幕戦inお台場」単走決勝&追走予選を速攻レポ - GIGAZINE
佐藤琢磨が緊急参戦する電動のF-1「フォーミュラE」開幕戦の北京に行ってきました - GIGAZINE
ドリフトしまくりで街を走りまくるケン・ブロックの新作ジムカーナムービー公開 - GIGAZINE
・関連コンテンツ