ついにSIMロック解除の対象条件や手続方法をKDDIが公開、ドコモはネットでの受付開始を発表

KDDIと沖縄セルラーが2015年5月以降に新発売するスマートフォンおよびタブレットなどのau携帯端末にSIMロック解除の機能を搭載し、SIMロック解除の申し込み受付を開始することを発表しました。また、NTTドコモは店頭でのみ受け付けていたSIMロック解除を、インターネットと電話でも申し込み可能にすることを発表しています。

SIMロック解除の開始について | 2015年 | KDDI株式会社
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/04/22/1089.html

SIMロック解除のお手続き | auお客さまサポート
https://cs.kddi.com/support/simcard/unlock/

報道発表資料 : ガイドライン改正に伴うSIMロック解除手続き方法の変更 | お知らせ | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/04/22_01.html

KDDIの発表によると、SIMロック解除の申し込みに対応するのは、2015年5月以降にauから発売されるSIMロック解除機能対応のスマートフォンおよびタブレット端末。ただし、2015年4月23日発売開始予定の「Galaxy S6 edge SCV31」も、SIMロック解除の対象となるとのこと。auの回線を契約をしている場合、ウェブサイトでの申し込みが無料になります。また、auの回線を契約しているしていないに関わらず、店頭でのSIMロック解除申し込みには税別3000円の手数料が発生。SIMロック解除が可能になるのは、対象端末を購入した日から180日経過した場合のみです。

なお、4月23日に発売予定のGalaxy S6 edge SCV31については、auのネットワークでは利用していないものも含めてSIMロック解除後に利用可能としている周波数の一覧が公開されています。

また、ドコモは、「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正に伴い、現行店頭のみで受け付けていたSIMロック解除を2015年5月1日以降に発売される機種に限りインターネットおよび電話での受付を開始。インターネットでの申し込みのみ通常3000円かかる事務手数料が無料になります。こちらもKDDIと同様に、機種購入日から6カ月間は解除制限期間となり、購入から6カ月経過しないとSIMロック解除を申し込むことはできなくなっています。

現行店頭でのみSIMロック解除を受け付けているソフトバンクも、他社に続いてインターネットでの申し込み受付を無料で開始するのか、気になるところです。