アメリカでも行列ができブルーボトル日本3号店と同時にオープンするタルティーンベーカリーに行ってきました
食のオスカー「ジェームズ・ビアード財団賞」の最優秀ペイストリー・シェフ賞を受賞し、アメリカのベストベーカリーに選ばれたサンフランシスコのお店が「タルティーン ベーカリー」です。2015年春にオープンするログロード代官山にブルーボトルコーヒー3号店とともに目玉テナントとして入居予定だとのことなので、一足早くサンフランシスコのお店に行ってみました。
Tartine Bakery
http://www.tartinebakery.com/
タルティーンベーカリーの住所は「600 Guerrero St San Francisco, CA 94110」で 16th アンド・ミッションが最寄り駅。
お店は日曜日の午前中ということもあり、既に長い行列が出来ていました。
だいたい30人弱でしょうか。
早速行列の最後尾に並びます。
どれぐらい待つかと思ったのですが、20分ほどで入店できました。天井は高く、開放感があります。
店内ではタルティーンベーカリーのトートバックも売られていました。
コーヒーはセルフサービス。
店内で行列に並んでいると、メニュー表が渡されました。
やっとこさ品物が置かれるショーケースの前に到着。タルティーンベーカリーではパンだけでなくケーキなども販売を行っていました。
クロワッサンやパン・オ・ショコラといった定番のパンが売られています。
フランスパンっぽい生地のものやタルトも用意されています。今回はクロックムッシュ ターキー(10.75ドル・約1300円)、クロワッサン(4.20ドル・約500円)、ブレッドプディング(4.25ドル・約510円)、ハウスコーヒー(1.75ドル・約210円)を注文してみます。
クロックムッシュ ターキーを温めるのに時間がかかるようなので、しばらく番号札を持って待ちます。
10分ほど待ってメニューが到着。
クロックムッシュターキーは高めの値段だけありかなり大きめで、iPhone 6以上のサイズ。
厚みもかなりのもの。
表面のチーズは美味しそうに焼けています。
ハムやコショウも確認できます。
さっそく食べてみると、ハムがたっぷり載っておりモッツァレラチーズとの相性も抜群。トマトも使われており旨味や甘味も感じられます。パンは固めで、表面が香ばしく焼けており、小麦の味がしっかり感じられハム・チーズ・トマトといった味の強い食材をしっかり受け止めていました。
にんじんは辛味や酸味がある調味液に漬けられており、ややこってりしたパンとの相性もグッド。
クロワッサンもiPhone 6と比べてかなり大きめ。
横に大きいだけでなく高さもあり、普通のクロワッサンの2倍以上の大きさがありました。
卵黄が塗られた部分はこんがりと焼けており……
生地は何層にも重ねられているようです。
大きく口を開けてかぶりついてみると、表面はサクサクとした軽い食感で、中はバターの風味が良く効いています。バターの風味が強めに効いているので、1個食べ終わる頃には飽きてしまうのでは思いましたが、食感が軽いこともあってそこまで重たく感じませんでした。
ブレッドプディングは名前の通りパンを使ったプリン。
パンが入っているようには見えませんが、プリンはかなりざらざらしています。
ネクタリンも入っていました。
すくって食べてみると、甘味は強くなく塩キャラメルのような味に仕上がっており、プディングの生地はやや固めで卵の味がしっかり感じられます。ネクタリンは爽やかな酸味がキャラメルの味と良く合っていました。
最後に、コーヒーを飲んでみることに。酸味が強く、一昔前のちょっと質の低い酸味がするコーヒー。日本で展開する際はブルーボトルコーヒーのものが使われるようなので、クオリティは問題なさそうです。
お店を出る12時頃には、さらに行列が長くなっていました。
タルティーンベーカリーは毎日朝8時頃から19時前後までの営業となっています。なお、日本では、限定のメニューの販売予定があるようです。
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