次の「iOS 9」は2015年秋、そして10万人限定で「iOS 8.3 パブリックベータ」を配布へ
By Kārlis Dambrāns
Appleはユーザーが最新ベータ版ソフトウェアを試してフィードバックを募る「Apple Beta Software Program」で、OS Xに続いてiOSのパブリックベータの提供を準備しています。2015年3月中旬までに「iOS 8.3」のベータプログラムが公開される予定で、 次期大型アップデートである「iOS 9」のベータプログラムは2015年夏ごろに公開されると、9to5Macが報じています。
Apple will fight iOS bugs with first-ever iOS Public Betas: 8.3 in March, 9 in summer | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/02/20/ios-9-public-beta/
Apple Beta Software Program
https://appleseed.apple.com/sp/betaprogram/welcome
Appleは2014年10月に「Apple Beta Software Program」を開始し、OS X Yosemite(10.10)のベータプログラムを提供しています。100万人以上のユーザーがApple Beta Software Programに登録しており、ユーザーからのフィードバックは「iPhoto」に代わる公式写真アプリPhotos」を備えた最新版OS X(10.10.3)の開発に役立てられているとのこと。
続いて「iOS 8.3」のベータプログラム(Stowe)の提供が予定されていますが、9to5Macによると、Stoweを受け取れるユーザーは10万人に限定されるとのこと。公開当初はバグまみれだったiOS 8の対処策になることが期待されます。
iOS 8.3のアップデートにはワイヤレスCarPlay・Google2段階認証・絵文字のアップデートやSiriの音声機能向上などが含まれる予定で、さらにAppleは独自のストリーミングサービスが追加される「iOS 8.4」のベータプログラム(Copper)の提供も準備中とのこと。パフォーマンスの強化を特徴とした「iOS 9」のベータプログラム(Monarch)の公開も計画されており、2015年6月のWWDCでMonarchの提供が開始されると見られています。なお、正式版iOS 9は2015年秋ごろになるとのことです。
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