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トム・クルーズが「目覚める・戦う・死ぬ」を繰り返してギタイと戦う「オール・ユー・ニード・イズ・キル」特別映像第2弾GIGAZINE独占公開


2014年7月4日(金)に公開を控える「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、桜坂洋さんのライトノベルがハリウッドで実写映画化された作品です。主演のトム・クルーズは謎のエイリアン「ギタイ」と戦って、死亡しても目が覚めると戦う前のポイントに時間が巻き戻ってしまう、というループ能力を持っています。CGではなく本当に実物の機動スーツで撮影しているGIGAZINE特別映像に続いて、さらに特別映像第2弾として、13分の特別映像が公開されました。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」13分特別映像 - YouTube


「オール・ユー・ニード・イズ・キル」


「目覚める・戦う・死ぬ」を繰り返すウィリアム・ケイジ少佐を演じるのは……


主演のトム・クルーズ。近未来を舞台にしたSFアクション。


人類は「ギタイ」と呼ばれるエイリアンとの戦争を繰り広げています。


ヒロインのリタ・ヴラタスキを演じるのはエミリー・ブラント。


「ダウンフォール作戦」


全軍投入してギタイをせん滅しながら進む、という体当たりな作戦の説明を受けるケイジですが……


肩書きは少佐といえども、担当は広報で実戦経験はナシ。


戦場へ出陣を命じられるも……


まさか自分が危機にさらされるとは思っていない様子。


「これは命令だ」と言われたため、逃亡を図るケイジですが、テーザー銃で撃たれてしまいます。


気がつくと最前線に移動されられており……


「今日は何日?」


「"審判の日"だ」と言われ、ダウンフォール作戦が目前に近づいていることに気付きます。


戦闘の準備をするも、冷や汗まみれのケイジ。


決心のついていないケイジは回りの仲間から笑われます。


「安全装置の外し方は?」とろくに武器の扱い方もわかっていません。


焦って質問している最中に、搭乗していたヘリが攻撃を受けて墜落。


落下するとそこは前線のど真ん中で、恐ろしいギタイたちが立ちふさがります。


ギタイは人間よりも大きく、触手がたくさん生えたエイリアン。銃や強化スーツを使って戦います。


強大なエイリアンになすすべもなく死んでしまったはずが、なぜか戦闘開始前の時間で目を覚ますケイジ。


再び同じ戦場へ送られて、吹っ飛んできたヘリに踏みつぶされて死亡するも……


また戦闘開始前に巻き戻る……、というふうに、同じ戦いを何度も何度も繰り返しているというわけです。


リタ・ヴラタスキはギタイと戦う連合防衛軍で最も高く評価された兵士。


大きな剣で果敢に敵をなぎ倒していきます。


しかし、そんな彼女も力尽きて死んでしまい、ケイジは衝撃を受けます。


ケイジは復活を繰り返しながら、リタと戦いを共にするようになります。


ある時、リタが「目が覚めたら私を探して」と言い残して2人とも死亡。


目が覚めてリタを探すと、なんと以前にリタも同じループ能力を持っていたことが判明。


少しでも生存率を上げるため、スパルタの特訓を開始。


ギタイを模した機械を相手に、今までほとんど戦闘経験もないケイジはボコボコに吹っ飛ばされ……


ケイジは背骨が折れて全身麻痺に。


すると事情を知るリタは、「やり直しましょ」とケイジを射殺。


死ぬことで何度でもリセットして経験を積むことのできるケイジは、やがて実戦で回りの同僚にも引けをとらなくなります。


そうして2人で協力しながら、今まで到達したことのない心落ち着けられる農家へと到着。


リタはケイジに心を開き始めますが……


戦場では貴重品のコーヒーを発見。


「砂糖は3つだよね?」という一言に、リタはこの場面さえもケイジが初めてではないことに気付きます。


「何をしても君はここで死ぬ」と言われるリタ。


互いに引かれ合い始め、ケイジの目標はリタを守ることに変わっていきます。


わらわらと出てくるギタイの群れ。


強化スーツには背中から銃が2丁生えています。


このあたりから本編ではなくメイキング映像に。ナレーションによるとスーツはCGではなく本物で、付属品も合わせると55キロにもなるといいます。


エミリー・ブラントは、あまりのスーツの重量に衝撃を受けて泣いてしまったとのこと。


トム・クルーズは撮影中のムード・メーカーだったようです。


せまりくるヘリを背に車のボンネットを転がる、という危険なスタントもこなしています。


これが本編ではこうなります。ボンネットの上を転がって……


スタッと着地して銃を構えます。


エミリー・ブラントも護身術クラヴマガや筋トレ・体力作りを行い……


激しく戦うリタの動きを演じました。


ワイヤーを着けてジャンプ!


空中でひねりを加えて……


手にしている棒をマットに突き刺します。実際にはギタイを突き刺しているシーンになるというわけです。


なんと、「撮影中に剣がワイヤーに引っかかって鼻が折れたかとおもったわ」と話すエミリー・ブラント。


「トムに殴られたとかならいいけど」と言うと……


「それだとカッコいいの?」と2人して大笑いしており、仲が良い様子が見てとれます。


指揮をとったダグ・ライマン監督はこれまでに「ボーン・アイデンティティー」「Mr.&Mrs. スミス」を撮影した監督。


刺激的な監督で、自分で撮影したり、宇宙人役を買って出たりする人だとのこと。


主演の2人はループを繰り返すという「特異な状況下における2人の人間らしさ」を意識して撮影に挑んでいます。


日本原作の壮大なSF大冒険ハリウッド映画に仕上がっているというわけです。


2人は強大なギタイたちに勝つことができるのでしょうか?


なお、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は2014年7月4日(金)から全国の映画館で3D版・2D版の上映が開始します。

7月4日公開!映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/


©2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED.

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

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